いちにち一品「簡単浅漬け2種」

冬に甘くなる白菜と大根を簡単に浅漬けにしてみた。

 

白菜は、食べやすい大きさに切って塩を適量(洗い流さないのでしょっぱくならないように加減して)加えてもみ、水分が出たら絞ってジプロックなどに入れ、塩昆布と酢こうじを加え30分ほどしたら完成。または、酢こうじで和えたらすぐに食べてもOK。

 

大根は、千切りにして味噌と甘酒を同量混ぜた和え衣で和えるだけ。味見をして塩気が欲しいときは、塩か醤油を適量加えて調える。

この作り方だと時間が経つにつれて大根からかなり水分が出てくるので、大根に塩をまぶしてしんなりしたら絞って使うと翌日になっても水っぽくなりにくい。

 

両方とも目分量で大丈夫!野菜をたくさん食べようね。

蓮根のはさみ焼、タラのはらこあんがけ

私は、タラのしらこはたまに料理するが、はらこは使ったことがなかった。義妹が大根と煮るとはらこがふわっとして美味しいよ!とすすめてくれたので作ってみることにした。

 

大根と煮てもまだはらこが残っていたので、はらこあんを作って蓮根のはさみ揚げにかけてみると、蓮根のシャキ感と中身の里芋のねっとり感にはらこあんが妙にマッチしてとっても美味しかった。

 

何でもそうだが、私は初めての食材はちょっと遠慮ぎみになる。どうかな?と触ってみて感触を確かめ匂ってみたり、いろいろな角度から見てから調理する。はらこは大ぶりでなんだか手ごわい感じ、中身をほぐすには皮を取り除いた方がいいと思い、切込みを入れて中身を絞り出し、ダシ醤油で1分ほど煮たら完成。今回は、あんにしたので最後に水溶き片栗粉でとろみをつけた。よかったらお試しを。

続きを読む

かんぴょうを再生して海苔巻きに

私は乾物の使い残りをつい忘れてしまうことがある。

かんぴょうの使い残りもあるな~、と思いながら日にちが経ってしまうと茶色く変色してしまい、これをどうしたものかと思いあぐねるが、捨てるのは忍びない。そこで、かんぴょうをさっと水洗いしてから塩でもみ、5分ほど置いてから塩を洗い流し、さらに水に浸して白っぽくなるまで何度が水を替えてからダシ醤油で煮てみた。

すると、茶色くしょぼくれていたかんぴょうが見事に蘇り、とっても美味しく煮上がったので海苔巻きにした。

 

煮たかんぴょうは、他の使い方として刻んで炊いたご飯に混ぜたり、卵焼きの芯にしたり、サラダに混ぜたりといろいろ工夫できる。

 

もし、そんなかんぴょうがご自宅にあったらお試しください。フードロスを無くそうではありませんか。

いちにち一品「しらこのソテー」

タラのしらこは、お吸い物にしたり鍋に入れたりポン酢和えにしたり、がウチの定番だ。たまには違う料理も作ってみるかと思った私は、しらこに片栗粉をまぶしてソテーしてみた。

すると、外側カリッ、中は濃いクリーム状ですごく美味しい!濃厚なしらこには、さっぱりとした大根の千切りと小松菜、菊の花をちょっとあしらいポン酢をかけてみた。是非、お試しを。

 

しらこはさっと水洗いしてキッチンペーパーで水気を取り、片栗粉をまぶしてソテーする。油はオリーブオイルやなたね油のどちらでもOK。ソテーし始めたら片栗粉がカリッとなるまでいじらないようご注意を。やわらかいうちに菜箸などでいじると、しらこが出てきてグズグズになってしまうので。両面しっかりソテーして完成。ポン酢の他、レモン汁を絞り塩を振っても美味しいし、バルサミコソースもイケる。ワインや日本酒のお供にも最高。

酢こうじレシピ「柿と菊の花の酢こうじ和え」

柿の旬も終わりになったが、入手できたら酢こうじで和えて食事の箸休めにでも使ってみてね。

 

このレシピは、柿の甘味と菊の花の苦味を酢こうじで和えることで、柔らかな味わいとなり全体をまとめた感じになっている。時間が経つと酢の効果で柿がとろりと軟らかくなって美味しい。

柿と湯がいた菊の花を混ぜて、酢こうじで和え、塩少々で味を調えるだけの簡単レシピ。分量はお好みでOK。

 

薬膳効果について

柿の寒性と菊の花の涼性に酢こうじの米麹と酢が温性なので、身体が冷え過ぎないように食材を合わせている。但し、柿の分量が多いため冷え性(特にお腹の弱い方)の方は控えめに。

菊の花の代わりにカブを合わせると、温性なのでより冷え過ぎず、消化不良や便秘には効果的となる。

岩手オリジナル米「銀河のしずく」美味い

 

この時期は、親戚から新米をたくさん頂く。どのお米も美味しいが、中でも今、岩手が推している「銀河のしずく」はすごく美味しい。

 

お米のひと粒ひと粒がしっかりしていて、口に含むと主張してくるのでご飯だけでいくらでも食べられる感じだ。

 

このお米の生産者さんによると、あきたこまちに比べて稲丈が低いので倒れにくく、冷害やいもち病にも強いのが特徴とのこと。また、食味が落ちないように肥料も極力控えているらしい。

食感としては、粒が大きく粘りが程よくかろやかなので食べ飽きない、とHPにあった。確かにその通りだ。

 

やっぱりお米はいいな、親戚の皆さん美味しいお米をありがとう!

母との対峙・・迷いは払拭されて

前回の私の迷っている内容のブログの後、母とじっくり話し合った。今までも同じような話をしていたが、デイサービスを1日増やすことは母にとってちょっとハードルが高く、いろいろ私が説明しても「仕方ないか」という投げやりな返事しかなく、私はモヤモヤ感を抱えていて迷いにつながっていた。

 

しかし、私がさらに時間をかけて母にわかりやすく説明すると(今までの話も母の中では積み重なっていたと思われ)デイサービスの日数を増やすことに、はっきりと自らの意志で同意した。私は、今までの経緯があるので本当に大丈夫か?とチラリと思ったりもしたが、いやいやネガティブな考えは払拭してポジティブに捉えることで善き循環につなげていこうと思う。

 

母は、忘れやすいからこのことももしかしたら数日経ったら忘れるかもしれない。私はそれでもいいと思っている。なぜなら、私は大事な話をする時は、相手の意識に語りかけていてこの時も確かにそれは通じあった、と私のカラダの奥で感じ取れていたから、大丈夫なのだ。

母との対峙・・私の迷い

私が実家に来てから2ヶ月近くになる。最初の頃、私は母の言動や行動にイラついていたこともあったけれど、きっとこうだろうという母なりの理由を思いやることができるようになってイラつきはなくなった。そして、私がオープンマインドで接すると母も素直に話を聞いてくれ、お互いの心にゆとりができて楽になった。

 

相手の悪いところ?というか自分との意見の違いや思い通りにならないことにスポットを当ててしまうと、次々と悪いことばかりが思い巡り負の連鎖が始まる。だとしたら、相手の良いところを探してそこにスポットを当てると、なんだこんなかわいいところもあるのか、素直なところもあるんだな、など今まで見てなかった(いや、見ようとしなかった)ところが浮き彫りになり、善き連鎖が始まる。すると、お互いの間の空気感がふわりと軽くなり浮き立つ感じで楽しくなる、という大事なことがわかった。と、ここまでは前回書いた内容をまとめた感じ。さて、私の迷いとは・・

続きを読む

いちにち一品「大根の甘酒和え」

 

ウチにはまだ大根がたくさんある。

 

そこで、大根の和え物を紹介するが、簡単過ぎてレシピと言えるのかどうか?でも、とっても美味しいので良かったらお試しを。

 

大根を細めの短冊に切り、塩を適量まぶしてしんなりしたらしっかり絞る。その大根を甘酒で和えるだけ。それぞれの分量は適量でOK。

大根を塩まぶししたら水で洗い流さずに絞るだけ(塩加減にご注意)、すると大根に塩の下味が付いて水っぽくならずに旨みが残る。

 

甘酒で和えただけでも美味しいが、これに醤油と酢を少々たらすとさらに美味しくなる。七味唐辛子をお好みでどうぞ、今の言い方で言うなら無限大根といったところだ。

野菜のいただき物に感謝

ご近所さんからいただく野菜がとってもありがたい。でも、その量が半端ない!少しでいいよ~と私が言っても「まぁ、いいからいいから大根は漬物にしておくといいよ」とおっしゃる。畑で野菜を作っていると、人様にあげるとしてもそのサイズ感がこちらとは違うのだろうな、と思う。

さて、大根10本、母と私の二人でどうする?私は、まず2本分を輪切りにしてふろふき大根を作り、半分くらいを冷凍庫へ(実家ではでかい冷凍庫がある、良かった)あとは、2本分を甘酢漬けに、それから、塩もみしてしんなりしたら絞って甘酒と和えたり、ポン酢で和えたり、サラダにしたり、大根おろしにしたり、といろいろ大根尽くしの食事になっている。

ふろふき大根は、8分目まで火を通しておくとおでんや味噌汁、炒め物、焼くだけのステーキといろいろ使えて重宝する。大根を煮る時のポイントは、煎り米をお茶パックに入れて一緒に煮ると大根の臭みが取れる。または、一度茹でこぼしてもよい。そして、昆布を加えてコトコト炊くと大根の甘味が際立ってすごく美味しい。私は、塩もひとつまみ加えて炊くのでさらに甘くなる。ふろふき大根の冷凍はどうかと言うと、食感がもにょ、っとして好き嫌いがあると思うが、私はあまり気にならず美味しくいただいた。

残りの大根は、新聞紙で包みビニール袋に入れて冷暗所に置いておくだけでOK。

私はこの数日、大根を盛大に料理したり保存食を作ったりして工夫する面白さと、やり切った達成感で満足している。

渋抜きした柿の旨いこと!

 

先日、私は実家の柿もぎをして焼酎で渋抜きし、1週間後に大丈夫かなぁ~、と思いながらひと口食べてみると・・渋が程よく抜けて甘いではないか。

そりゃあ、渋抜きしたんだから当たり前だけど、実際に体感しないと納得できなことってあると思う。

 

子どもの頃、私は栗の渋や柿の渋を知らずに食べたことがあり、その時の口中に広がる渋のイヤな感じを忘れられず、どうしても渋に対して警戒してしまう。

 

数年前に干し柿を作り、これも寒風と太陽が渋抜きしてくれるという事実に納得していたが、今回は焼酎を使うやり方を知ることができて良かった。またひとつ、先人の知恵を受け継げて私は嬉しい。

続きを読む

ホーム写真「リンゴとクルミのハチミツ和え」

秋から冬にかけて美味しいリンゴが出回りますね。そのまま食べても美味しいけれど、冬の身体をさらに助ける食材をプラスしてもっと美味しくいただきましょう。

 

薬膳効果について

リンゴは脾の働きをを助け、渇きを止めて肺を潤します。消化不良や下痢、口渇、空咳に良いです。

クルミは補腎し、さらに老化に対しての効能がたくさんあり、腰痛や足腰の衰え、健忘、頻尿、肌荒れ、便秘などに良いです。

ハチミツは身体を潤し、咳を止めて通便するため疲労や空咳、食欲不振、便秘、皮膚乾燥に良いです。

冬の特徴は、寒さと乾燥なので補腎の他に身体を温めることと潤すことも大事です。リンゴとハチミツは平性でクルミは温性なので、身体を温めるデザートになっています。

続きを読む

ホーム写真「ホウレン草と菊の花の酢麹和え」

ホウレン草に菊の花を混ぜ、見た目にもきれいな和えものです。

ホウレン草は、捨て醤油することで水っぽさがなくなり濃い味わいになります。さらに、菊の花のほのかな苦味を合わせ、酢麹のまろやかさが全体を優しい味の和え物に仕上げています。

 

薬膳効果について

ホウレン草は滋陰(冬は陰の季節)するため冬に適しています。さらに補血作用は貧血に良く、精神不安や不眠にも効果があります。

菊の花は、頭痛やめまい、かすみ目、イラつき、高血圧、熱のあるカゼに良いです。

ホウレン草も菊の花も涼性なので、少し身体を冷まします。そこで、温性の酢と米麹を合わせてみました。

 

この料理は、酢麹を自作する必要がありますが、簡単にできるので

コチラのレシピをご覧ください。 このレシピはクリックしてね。

続きを読む

ホーム写真「栗入りレバニラ炒め」

レバニラ炒めに甘栗を入れてみました。甘栗のほんのりした甘さがレバーの味と妙にマッチして以外な美味しさですよ。

 

それぞれの薬膳効果について。

レバーは、鶏を使って補腎・補血効果を高めています。豚のレバーは補血しますが、補腎効果がないので腎の働きを助ける冬には鶏の方がおすすめです。また、栗を加えることで補腎し、血の巡りを良くし足腰の衰えや胃弱、頻尿、尿失禁に良いです。どちらも身体を温める作用があります。

他に、ニラや生姜を加えるので全体的に身体を温めてくれる一品です。ニラは、春が旬なのでこの時期は少し硬めで匂いも強めです。気になる場合は、3cm長さに切ってから水に2分ほど晒してからよく水を切ってお使いください。

レシピはクリックしてご覧ください。

続きを読む

ホーム写真「キノコのスープ」

 

キノコを4種類(ナメコ・シメジ・エノキ茸・エリンギ)使い、貝柱のダシで作ったスープです。ナメコも入れたのでとろみがあり、貝柱のダシが旨みの秘訣です。

 

それぞれの薬膳効果について、ナメコは補腎し、気を益してくれるため疲労や無気力、息切れ、便秘によい。シメジは気を益し、補血、通便するため疲労や便秘によい。エノキ茸は便秘や肥満によい。エリンギは肺と腎の働きを助ける補陰効果が高く、空咳、声がれ、足腰のだるさによい。

また、貝柱は補腎・補陰するため特に冬の食材に良く、めまいや老化、口渇、不眠、消化不良によい。

 

冬のスープに最適ですよ。レシピはクリックしてご覧ください。

続きを読む

ホーム写真「さつま芋と松の実の炊き込みご飯」

さつま芋のほのかな甘さと松の実の食感が美味しいご飯です。さつま芋は、お米と炊くと甘さが和らぐのでお芋が苦手な方でも食べられると思います。寒くなると気力も萎えてしまいがちですが、それはさつま芋が助けてくれますし、空気の乾燥によってお肌や髪の毛のパサつきを松の実は助けてくれる食材です。

それぞれの薬膳効果について、さつま芋は脾と腎の働きを助け、むくみや無力感、息切れ、便秘によく、気の働きを益してくれます。松の実は身体を温め、補腎し肺を潤し養血するため、空咳、皮膚の乾燥、便秘、老化、などによいです。

 

レシピ4人分

材料 胚芽米・・2合 酒・・大さじ1 塩・・小さじ1/2 醤油・・小さじ1 胚芽米・・2合 

   さつま芋・・150g 松の実・・大さじ2

作り方

①胚芽米を洗ってザルに上げ、30分置く。

②さつま芋を2cm角に切ってボウルに入れ、塩ひとつまみ(分量外)をまぶしておく。

③炊飯器の内釜に①の米を入れ、酒・塩・醤油を入れてから水を目盛りまで入れ、②のさつま芋と松の実を大さじ1のせてスイッチを入れる。

④ご飯が炊き上がったら全体をさっくり混ぜて茶碗によそり、残りの松の実大さじ1を軽く煎って(すぐに焦げるので要注意)トッピングする。

*ご飯を軟らかめにする場合は、お米を入れてから先に水を目盛りまで入れ調味料を加えてください。

*さつま芋にあらかじめ塩をまぶしておくと、水に入れてアク抜きしなくても大丈夫です。

ホーム写真の説明

今日は立冬なので、ホーム写真を冬の薬膳に変更しました。

 

冬は寒くなるため、身体がこわばり気血の巡りも悪くなりがちです。また、五臓では腎の働きが旺盛になるので補うことが大事です。

 

そこで、薬膳は身体を温める(補陽)ことと、冬に機能が盛んになる腎を助ける(補腎)をテーマに作りました。

・さつま芋と松の実ご飯・・松の実は補腎、潤肺など。肺と皮膚は関

             連するので、カサつきに良い。

・キノコスープ・・キノコの中でもナメコは補腎し疲労に良い。

・レバニラ・・鶏レバーは補腎、補血するため貧血にも良い。

・ホウレン草和え物・滋陰(冬は陰が旺盛になるため助けると良い)

・リンゴのハチミツ和え・・ハチミツは五臓の働きを助け、潤いをも

             たらす。

他、詳しくはそれぞれのレシピと共に解説します。

柿がだんだん色づいて

実家の裏に柿の木があり、私が来た時は柿が緑色だったのにだんだん柿色に色づいてきた。色づくと共にたくさんの実を付けていたことがよくわかり、私も嬉しいがカラスはもっと嬉しいらしく(生きるためだからあたりまえか)よく飛んできては、まだかまだかとカーカーいっている。

ウチの柿は渋柿だからすぐには食べられず、柿を焼酎につけるなり、干し柿にするしかないのでお楽しみはしばらく待たねばならない。カラスは渋くても大丈夫なのか?と思っていたら、どうやらカラスはチョンチョンと嘴でつついてしばらくそのままにしておき、渋が抜けたあたりで食べるらしい。なんてこった!カラスは賢いとは知っていたが、渋抜きまでしているとは・・恐れ入った。やはり、自然界から教わることはいっぱいあるな、と私はつくづく思う。

もうひとつ、すごいなと思ったことは、柿の木の裏側を見ると葉っぱに隠れて柿の実が見えない。まぁ、種の保存から言えば表側に実をつけて鳥などにわかりやすくしているからなんだろうな、と納得した。私は、今まで世の中を見ているようで見ていなかったものがたくさんあるかも、とちょっとヒヤリとした。観察眼をもってあたりをよく見ようっと。

 

 

9月下旬の頃

 

まだ柿は緑色でどこにあるかもよくわからない

 

 

続きを読む

昨日の夕飯・・ブリの照り焼き

最近はブリが豊漁なのか?またしてもスーパーで天然ものが格安だったので購入し、今度はブリの照り焼きを作った。

ブリは火を入れるとパサつきやすいので、片栗粉をまぶしてソテーし火が通ったあたりで調味料を加えて照り焼きにするとパサつかず、美味しくできる。そして、ブリは必ず下処理をした方が良く、塩を振って5分ほど置いてから湯引きをすると生臭さが取れる。

それから、ブリと一緒にさつま芋とズッキーニをフライパンでソテーして付け合わせた。

 

他に茶碗蒸し、浅漬け、モヤシとワカメの味噌汁、ご飯のメニュー。茶碗蒸しは、卵の容量の2倍くらいの出し汁で作ったのでしっかりめの生地だが、2.5~3倍にするとトロトロ茶碗蒸しになる。蒸し鍋でなく、鍋に器の半分くらいのかさに湯を入れ、底にキッチンペーパーを敷き、始めはやや強火で3分、後は弱火で12~15分で完成。鍋の中が熱くなり過ぎないよう鍋に菜箸を渡してフタをしてね。スも入らず、意外と簡単にできたよ。

 

石川啄木の歌碑、記念館巡り

石川啄木は明治39年から1年間、渋民尋常小学校の代用教員をしていたことがあったため、その近くには啄木の歌碑がある公園や記念館があり、観光できるようになっている。

 

私は、尋常小学校後の渋民小学校で学んだので、啄木の短歌や詩は授業で教わったり記念祭の際には全校生徒が参加したり、と啄木は身近な存在だ。短歌は、相当覚えた?覚えさせられた?ので、今でもいくつかはそらんじることができる。

 

そこで、私の懐かしの場訪問ってことで、公園と記念館に行ってきた。写真の歌碑には「やはらかに柳あをめる北上の岸邉目に見ゆ泣けとごとくに」とあり、これには後年になって曲もつけられたので渋小の卒業生は歌えるのである。

歌碑の奥に鎮座しているのは、百名山の岩手山、そして反対側には二百名山の姫神山が対をなすように座している。眺めは良好だ。

続きを読む