昨日は、年4回開催している薬膳料理教室をグルッペ荻窪店で行いました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
このクラスは、体質や症状別に身体の状態とそれに関する五行、さらに薬膳と内容が深く、講義の時間もやや長めです。皆さんの学びたいという熱意に私も触発されています。
今回は「痰湿」をテーマに講義と薬膳料理を実習しました。料理の写真をご覧いただくとちょっと地味な感じがすると思われますが、発芽玄米ご飯に夏野菜のトマトスープ、空心菜のガーリック炒め、豆もやしとモズクの酢の物、ココナッツミルクの寒天ゼリースイカ添え、と痰湿の薬膳に適した内容でした。美味しく優しい味わいでした。
さて、次回は10月26日に開催予定です。詳しい内容はしばらくお待ちくださるようお願いします。
今日はグルッペ荻窪店でやおやの料理教室を行いました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
今回のテーマは「トマト」夏の旬野菜のひとつです。ご飯にトマトを丸ごと炊き込み、夏野菜の味噌煮にトマトをたっぷり使い、デザートはトマトを凍らせておいてハチミツレモンをかけました。モロヘイヤがなかったのでツルムラサキに替えてスープを作りました。全て美味しかったのですが、トマトがもっと完熟していればより美味しかったと思われます。
食後は、マクロビオティック料理の重ね煮の説明やマクロビオティックから見る陰陽のお話し、さらに皆さんとさまざまな情報交換をして楽しい時間でした。ありがとうございました。
8月はお休みで次回は、9月17日(土)に開催予定です。詳しくは料理教室のご案内をご覧ください。
今日は、日々の薬膳料理教室をグルッペ荻窪店で行いました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。今日は、午後から雨が降り午前中も蒸し暑い中いらしてくださってありがたかったです。
今回は、夏の薬膳ということもあってインド料理を実習しました。と言っても簡単なものばかり、私が「簡単なレシピでごめんなさいね~」と言うと参加者さんが「簡単で美味しいのがいいんですよ」とおっしゃってくださり嬉しかったです。
メニューはビリヤニ、キュウリと緑豆のスープ、アチャールの3品。インドではビリヤニを米と具を重ねて蒸すようですが、それを簡単に炊飯器で炊けるようにしました。写真左側が炊き上がったところ(今日は土鍋で炊いた)、土鍋なのでご飯がちょっと軟らかめに炊けました。また、参加者さんはスープにキュウリを入れたのが珍しかったようなので味噌汁でも美味しいとお伝えしました。アチャールはちょい辛めにして紫玉ねぎを使い彩りよく仕上げました。
食後は、皆さんといろいろ話してから(癒しの時間)夏の薬膳を五行を含めて説明しました。いつもですが、今回も楽しい時間を皆さんと共有できて良かったです。ありがとうございました。
8月はお休みして、次回は9月10日(土)第二土曜日に開催予定です。詳しくは薬膳料理教室のご案内をご覧ください。
梅を漬ける頃になると合わせて赤じそも出回ってきますね。
昔から赤じそを煮出して水で割り、夏の暑さに対処してきた優れた飲み物です。冷蔵庫がなかった頃は、赤じそエキスが日持ちするように砂糖をかなり入れて作っていましたが、今では冷蔵庫で保存できるので砂糖を控えめに作ることができます。スッキリとしたエキスにするなら下記のレシピをご利用ください。
作りやすい分量
赤じそ・・1袋(葉のみで400gくらい)
水 ・・1.5ℓ
甜菜糖・・200g
米酢 ・・1カップ
作り方
①赤じその枝から葉を摘み取って洗い、ざっと水気を取る。
②鍋に水1.5ℓ入れて沸かし、葉の半分を入れて3分ほど煮出し葉が赤から緑色に変わったら葉を取り出す。
③残りの葉を②に入れて再び3分ほど煮出してからザルで濾す。
④濾した汁を鍋に戻して中火にかけ、甜菜糖を加えて溶けたら火を消す
⑤次に酢を注ぎ入れて完成。
*冷ましてからビンなどに入れて冷蔵庫で保存してください。
写真の右側は炭酸で割った赤じそジュース、左側は焼酎で割ったバイスサワー。スッキリ爽やかで飲みやすいですよ。
夏の薬膳
夏は体内の上がり過ぎた熱を冷ますのはもちろんのこと、冷たい物の摂り過ぎで脾胃の働きが低下しやすくなります。そこで、健脾する食材も意識して取り入れてください。
調理ポイント
チョレギサラダのドレッシングは、ごま油が決め手になります。ニンニクの生も入れるようですが、それは非常に身体を熱くするためこのレシピでは使っていません。簡単に混ぜるサラダなので作ってみてください。
薬膳ポイント
豆苗は脾胃と肝の働きを助け、清熱して解毒するためイライラや身体の渇きを癒してくれます。豆苗は夏におすすめです。
夏の薬膳
夏は大量に汗をかくので塩分もしっかり補給することが大事です。そこで、スープなどの汁物は塩気を多めにして作ると良いでしょう。但し、塩分を制限している病気の場合は別です。
調理ポイント
トウモロコシを丸ごと煮て実も使って良いのですが、今回のように実は別の料理に使う場合はトウモロコシの芯と皮とヒゲ根でだしを引くとほんのり甘いだしになります。これを濾して夏野菜を煮て、塩と醤油少々で仕上げる夏のスープです。
薬膳ポイント
トウモロコシのヒゲ根は、利水と水腫に効果的で肝・腎・膀胱・心・小腸の働きを助けます。夏に水分を大量摂取し、それがうまく循環せずに身体のあちこちに溜まりむくみとなった場合に効果的です。これに、脾胃を助けるエンドウと暑気あたりに良いトマトを合わせました。
夏の薬膳
今年は早すぎる梅雨明けで一気に猛暑になっていますね。こうも急だと身体がついていかず、体調不良になりがちです。皆さん、どうぞ無理せず身体の基本である食事を整えてこの夏を乗り越えましょう。
夏は気温上昇と共に身体も熱を持つので、余分な暑熱を旬の食材で取り除きます。また、暑さで気も削がれ疲れやすくなるため補気する食材、健脾する食材も合わせて使うと良いです。
薬膳ポイント
牛肉のミンチで補気し、トウモロコシやインゲンで利水しむくみを取り、セロリで清熱しています。これは冷や麦にしましたが、そうめんや中華麺でも合います。
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