七夕に・・なぜ、そうめん?

 七夕を過ぎてしまいましたが・・。

 

 なぜ、そうめんなのか・・お話ししましょ。

 

そもそも、

毎月の行事にはさまざまな意味合いがあり、その多くは農耕民族である私たちの祖先が自然を敬う気持ちと作物の豊穣の祈りが込められてきました。昔の農作業は、今のように機械もなくほとんど手作業によっていたため、相当な重労働だったと思います。そのような折、毎月行事があることでホッと一息つける効果も大きかったでしょう。その日は日常(ケの日)とは違った日(ハレの日)として、食事も特別に用意し、さまざなま意味合いをもたせました。

さて、七夕ですが・・

日本では古来より、お盆前に新しい布を織って神様に奉納する習わしがありました。そこに中国から牽牛と織女の物語として伝来し、このふたつが平安時代に融合し、現在の七夕の原型になったという説があります。

 

中国では、七夕に索餅(かりんとうのようなお菓子)をいただくようですが、それが日本にきて、索餅(さくもち)が素麺(そうめん)になり、天の川をイメージして流しそうめんをするようになったとのことです。

 

ちなみに、

七夕には短冊に願いを込めて笹に飾りますが、元々、女子は機織りや針仕事の上達を、男子は文字や詩歌の上達を祈願したようです。

 

さて、何に願いを込めようか、自由に思いを馳せましょう。

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