4月29日に大森で日本の伝統食教室があり、柏餅と桜のお吸い物を作りました。ピンク色の方は生地にビーツの絞り汁で色付けし、白あん(白豆と味噌)といちごをはさみ、緑色の方は、参加者さんのお庭に生えていたよもぎをいただきまして、それをすりつぶして皮に練り込み、小豆あんをはさみました。お椀に少しだけ見えているピンクは桜の塩漬けで、昆布ダシに入れるととても飲みやすく美味しくなりましたよ。
参加者さんは、大人も子どもいらして全て一緒に作りました。蒸した生地をすりこぎでぺったんぺったん、結構力もいりますがみんなで協力して作れたことは、皆さんにとって大きな糧になったことでしょう。柏餅はもちろん美味しかったです!
よもぎは身体を温めてくれるし、疲労回復、造血、食欲増進によいです。また、端午の節句に菖蒲湯に入りますが、その菖蒲とよもぎは邪気を祓うとも言われているのでこのような節目には使う意味があるのでしょうね。
私は、お教室にお子さんがいらっしゃるといつにも増して気が引き締まります。なぜなら、お子さんから教わることが実に多いからです。子どもは大人のすることをよ~く見ていて、自らの判断材料にしているのだなぁとつくづく感じました。しっかりしなくては、と実感した次第です。皆さん、ありがとうございました。
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