ひと晩浸水した玄米を圧力鍋に入れてさらに浸水させていた時のこと。
ぷちぷち・・パチパチ・・・と小さな小さな音がする。最初その音がどこなのかわからなかったけれど、どうやら鍋の方からみたい、そこで圧力鍋をのぞくとまさにそこから音がしていた。玄米が芽を出そうとする音だと感じた・・そう命の音。
その音を聞いていたら火をつけることができなくて、予定より10分も多く浸水させ、手を合わせ鍋をハグしてから炊き上げた。軟らかく優しい玄米ごはんが炊き上がった。
私たちは、こうして日々いろいろな命をいただいているのだな、と強く実感したできごとだった。
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