5月に八百屋のくらし塾でぬか漬けとカリカリ小梅を紹介しましたが、その後の手当てなどのご質問をいただいたので次のようにまとめてみました。どうぞ、ご参考になってみてください。また、ご参加された方で他にもわからないことがあれば、お問い合わせにメールをいただければお返事いたします。記事を読むクリックしてご覧ください。
・ぬか床が少なくなってきたらぬかの他にも足しますか?
→まず、昆布やタカの爪の様子をみてまだいけそうならぬかと塩を足すだけで大丈夫です。先に浮き出ている水分をキッチンペーパーなどで吸い取ってから、ぬかを足し全体を混ぜ、塩も5本指でつまんで加えます。さらに混ぜて野菜を漬けてみて塩味が足りなければその時に足すと良いでしょう。
昆布やタカの爪は半年~1年はそのままでOKです。麹は味が落ち来たら足すくらいで良く、ぬかを足す度に加えると発酵が進み過ぎるのでご注意を。
・長期間留守にしますが・・
→浮き出ているぬか床の水分を取り、できればぬかと塩も足しておくとぬか床を休ませている間に程よく熟成してくれます。次に表面をならしてまわりについたぬかをペーパーで拭き取りきれいにします。ラップを表面にぴったり貼り付け、隅を一か所だけ少し開けてフタをして冷蔵庫で保存します。帰ってきたらラップを外し、全体を混ぜてからまた漬けてください。
・きゅうりや大根の他に何を漬ける?
→人参(縦半分に切り、塩をまぶす。大根は縦四つ切りがよい)、ゴーヤ(縦半分に切り、種とワタを取り塩をまぶす)ゴーヤの苦味が和らぎます。カボチャ(やや薄切りにして)、ゴボウ(先の細い方が漬かりやすい)、白瓜(縦半分に切り、ワタを取る)、ミョウガ(丸ごと漬ける)など。
*それから、ぬか床の水分調整には干し椎茸がおすすめ!乾燥しているのでいち早く水分を吸収するし味も良くなります。
・カリカリ小梅が酸味も塩気もキツイ!どうすればよいですか?
→漬けて半年以上経つと次第に味が柔らかくなってきますが、すぐにどうにかしたい場合は水に浸けて塩抜きします。塩が水に出て行くのは割と早いので10~20分浸けたら食べて様子を見て、まだならもう少しと加減してください。メーカーにもよりますが、米酢はちょっと酸味が強めなので酸味に弱い場合はリンゴ酢か玄米酢が良いでしょう。
では、皆さん、美味しいぬか漬けとカリカリ小梅を楽しんでください。気長に待つことも美味しさにつながりますよ。
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