この数日間、私は用事があって実家の岩手に帰っていた。その際にてづくり村に立ち寄り、竹製品のしばた工芸さんをのぞいてみた。この工房はなんと1世紀前から続いているとのこと!
写真のかごは5年ほど前にひとめ惚れして購入、手前のザルはお店の方の説明を聞いてやっぱりいいな、と思って購入。かごは使い勝手が良いのはもとより、そのデザインのクオリティーの高さと仕事の丁寧さに心を奪われてしまった。なんて美しいのだろう、その上手触りも気持ちがイイ・・
お店には、昭和13年に作って使い続けてきたというカゴも展示されていて、それはあめ色になってるけれど他は遜色なく使える感じ。その理由は竹の加工にあるようで、二戸地方で採れるしなやかな南部鈴竹の皮のみを使うことで水に強くカビないとのこと、さらに編み方もしっかりしているので日常的にどんどん使って大丈夫なのね。
先人の知恵に脱帽、是非後世にも引き継いでいって欲しいもの、とつくづく感じた。
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