大根の干葉で温泉気分

 

 たくあんを漬けた後は葉っぱがたくさん残るので、さらにカラカラになるまで干してから保存する(湿った状態で袋に入れておくとカビたり虫がわいたり)。

 

 これを布袋に3株ほど入れ、塩もひとつかみ加えて大鍋で煮出す。独特の匂いがして煮汁が茶色になったら、煮汁ごとお風呂に入れるとまるで温泉みたいになるよ。大根の葉にはイオウ分が含まれているので、あの匂いになるし身体の芯から温めてくれる。

 昔から民間療法で行われていて、すごく冷えた時や婦人科系、泌尿器科系の症状にも役立つようだ。でも、病気の場合はそれだけでなく病院も受診してね。

 私は、このお風呂に入ると上がってからもしばらくホッカホカで幸せな気分になる。どうぞ、皆さんもお試しになってみてね。

 

 さらに、発見したことが・・

 先日、年末大盤振る舞いでウチですき焼きをした。なんと、あの松阪牛!1枚ずつセロファンに包まれている高級お肉・・いただきものだったけど・・。

食べている時はとっても美味しくて良かったんだけど、匂いが部屋中についてしまうのが難点だね。ウチにはあの有名な消臭スプレーがないので、翌日は拭き掃除なぞして頑張ったがやはり匂いはそう簡単には消えない。

 その日は曇っていて雨が降ると予報が出ていたので、外に出しっぱなしにしていた大根の干葉を家に入れてから寝た。翌日、その部屋に入ったらなんと、あのすき焼きの匂いがすっかり消えているではないか。しかも、大根の干葉もなかなかの匂いを発したりするけれど、それも無くなんだかお互いに匂いを消し合った感じがしていた。私の推測だが、外に比べると部屋は多少湿度があり、そこにカラカラの葉っぱを置いたことで匂いもろとも吸い取ったのではないだろうか?さらに、写真にはないがミカンの皮も干していてそれも一緒に置いてたから効果倍増で匂いが取れたのかもしれない。

 いずれにしても、さっぱりと匂いは取れるは消臭スプレーを買わずに済むわで嬉しい限りであった。気になる方は、こちらも試してみてくださいね。