カラダと対話・・夏カゼの顛末

 前のブログにカゼが軽く済んで良かった・・と書いていたが、その後鼻声になり痰がなかなか取れず一週間ほど長引いてしまった。声と痰だけなのでツライわけでもなく自分としては通常に動けていたが、人様からみたら立派なカゼひき症状だったので「お大事に」といたわっていただき恐縮してしまった。無理は禁物とつくづく実感したのですよ。

 

 自分のそんなカラダを食べ物だけでなく外側からも整えようと鍼灸治療に行ってきた。鍼灸師さんに診て頂くと実は少し冷えていたことが判明し、お灸と鍼と両方施術してもらい身体全体がスッキリした。治療前は全く気付かなかったけれど、自分のカラダが濡れそぼったような状態から治療後はその湿気がパッと取れて軽い軽い!帰りは楽に歩けたことで、改めてその違いに驚いてしまった。

 

 カラダの不調には、内側(食べ物など)と外側(治療や手当てなど)の両方からアプローチすることが回復への早道ですね。しかし、徐々に調子が悪くなることが多いので自分では気づけないこともあります。そのためにも普段から自分のカラダの状態を把握しておくことは大事です。それを知るにはさまざまな見方がありますが、薬膳の基本である東洋医学はオススメですよ。って夏カゼをひいておいて説得力に欠けるかもしれませんが・・。

 

 私は、マクロビオティックや薬膳を取り入れるようになってから、体調不良になると肉体と心の両方を見るようになりました。すると、なぜ体調不良を引き起こしたのかがわかるようになり、そうなったのもその時の自分にとって必要だったんだと納得できると「これで良し!」と全てがうまくいっているという感覚になったのです。

 

 私は微力かもしれませんが、食を通じて皆さんの心身のお手伝いができるかもしれません。やおやの料理教室、薬膳料理教室、薬膳食養講座、そして畑先生をお招きしている漢方講座、などでお待ちしております。