乾燥ゆり根の作り方

 

 

私は今年も乾燥ゆりを作りました。

ご存知の通り、ゆり根は年末から年明けくらいしか出回らないですよね。乾燥ゆり根は漢方薬局でも購入できますが、500g入りが基本でお値段も高いです。そこで、私は数年前から自分で作ることにしました。

 

最初は、ゆり根を洗ってバラバラにして天日干ししてみたけれど何の変化もないため、蒸してから天日干しにしてみると・・数日で写真のようになりました。水分を天日干しで抜いてしまうためゆり根はカチカチになり、常温で何年でも保存できます。

 

何故そんなにゆり根を?と思うかもしれませんね。それは、ゆり根の効用にあり、肺を潤し咳を止め動悸や不眠に良いことと精神の安定をはかってくれるためです。

ストレスの多い現代、ゆり根の安神が有効だと私は実感しています。なので、いざという時にすぐ使えるように準備しておくと料理教室でも紹介できるし試食もしていただけるので重宝しています。

 

もう、ゆり根は季節的に入手できないと思いますので年末あたりに入手できたら作ってみてね。情報が遅くてすみません。

作り方はクリックしてご覧ください。

 

 

ゆり根を洗い、バラバラにほぐして茶色に傷んでいるところは

包丁で取り除く。

 

大きい一片は半分に切るとよい。

 

竹串を刺してすっと通ったら火を止める。ゆり根はすぐに軟らかくなって煮崩れしやすいので、3~5分を目安にしてください。

 

 

 

蒸したゆり根をザルに広げ(重ならないよう)天日干しする。

 

ゆり根は柔らかくなっているので、ある程度乾燥するまでいじらない方が良い。少し乾燥するとザルにくっついているのでは4がすようにひっくり返し、カラカラに硬くなるまでしつこく天日干しをすると保存中にカビない。

 

*使う際には、温湯か熱湯で戻してから料理してください。