春風が吹いて急に暖かくなると、のぼせてしまい足は冷えているということありませんか。それは、肝の働き過ぎによることと関連するため、それを抑えるようなメニューを考えると良いでしょう。
このメニューの全体的なテーマは「春のイライラや冷えのぼせに対応」としました。
特に、アナゴには平肝作用があるためのぼせやイライラ、目の充血などに効果的です。
アサリは、補血作用や熱を冷ます作用がありますし、春の旬食材のひとつでもあるので使いました。
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アナゴご飯
アナゴは平肝作用の他に補気・補血作用もあるため、気や血を補ってくれます。春は寒暖差が激しいため、身体の中や外を護る気の働きを充実させること。それから肝の働きが旺盛になるため、肝血も充分に足りていることが大事です。
うこんの炊き込みご飯
うこんは、血の巡りを良くして痛みを止め、気を巡らせて鬱を晴らすなどの働きがあります。
ヒジキと菜の花
ヒジキは貧血や血栓予防に良く、菜花は解毒して血の巡りを良くし身体を温めます。
アサリとセリのお澄まし
アサリは貧血や高血圧予防、コレステロールの抑制と排泄に良くのぼせを抑えてくれます。
セリ
セリは身体の余分な熱を冷まし、利尿作用もあります。さらに解毒作用や平肝作用があるため、春に最適に野菜です。
オレンジクリームのトライフル
オレンジは、食欲不振や嘔吐、お腹の張り、二日酔いなどに良いです。
春は、動物性の脂や乳製品を控えた方が肝や脾胃の負担になりません。そこで、このトライフルは全て植物性の食材だけで作りました。スポンジ生地に甘酒を加えてしっとりとさせ、クリームはオレンジジュースでと植物性油、粉で作っています。
軽く食べられて美味しいですよ。
このトライフルは、グルッペのやおやの料理教室(2/16・17)に実習します。詳しくは料理教室のご案内をご覧ください。