今月のやおやの料理教室で紹介したごぼうの10時間煮です。
ごぼうの個体により8時間で煮上がる場合もりますが、このごぼうは10時間必要でした。
土鍋(6号炊き)にごぼうの細い方からゆっくりと丸めていき、太い方は竹をしならせるような気持ちで丸く収めます。ごぼう1本につき梅干し1コ入れ、水をヒタヒタに入れたら強火にかけます。沸いてきたら弱火にしてひたすら煮ます。途中で水がなくなってきたらごぼうが浸るまで足してください。
大きな土鍋じゃなくてもできます。その場合は、ごぼうを適度な長さに切り同じように煮ますが、時間は倍くらいかかります。途中でちょっと食べてみて軟らかさと味を確認し、お好みの状態で火を止めても大丈夫です。
ごぼうを煮て沸き始めたところ
アクが出始めます
アクはすくわないでください
沸騰したところ
かなりアクが出ています
ここで、弱火(とろ火)にします
弱火にしてから1時間後
アクはすっかりなくなりました
私は、アクをすくってません
梅干しの酸がごぼうのアクに対して有効に働いたと思われます
2時間後のごぼう
煮汁がスッキリ
まるでごぼう茶のような感じです
10時間後のごぼう・・・煮上がりました
8時間後あたりから端を切り取って食べてみながら様子を見て完成です
あとは、ごぼうを適度な長さに切ってお使いください。そのまま食べてよし、お寿司の具にしてよし、混ぜご飯にしてもよし、といろいろと使えますよ。
保存は冷蔵庫で、なるべく1週間以内に使い切ってください。