私の家庭の事情とは、母のお世話でほぼ介護な感じです。
久々に会った母は驚くほど弱っていて・・だから、今、私にできることを何でもしようと思った。
身体の基本は食事だから、まずはご飯をしっかり食べてもらおうと用意したのが写真のメニュー。ご飯、ナスとミョウガの味噌汁、お煮しめ、トマトとセロリのサラダ、小松菜のごま和え、マグロの刺身とすごく地味に見えるね。でも、食べてみて自分でもビックリしたのは、野菜の煮え方といい味付けといいすごく食べやすく、全体的に限りなく優しい感じだ。自分で言うのもどうかと思うけど・・。
私はこの料理をする時に母のことを思い、食べやすいようにと心配りをしていつもより丁寧に作った。野菜は小さめに切ったほうがいいかな、薄味がいいかな、盛り付けも少なめにしてみた、など。きっとそれが滋味深く美味しいご飯になったんだと思う。
当の本人は、黙々と食べて美味しかった、と満足したみたいだった。良かった!