もってのほか、とは紫色の食用菊で延命薬という品種だそう。この名の由来は「天皇の御紋である菊の花を食べるとはもってのほか」や「もってのほか(思ってたより)美味しい」と産地の山形県のホームページにのっていた。
私は、またしても例の産直でもってのほかを購入し、袋から出してみると思っていたよりたくさん入っていて生産者さんの気前の良さにありがたく思う。これにキュウリを合わせ、酢こうじで和えるとキンとした味の酢の物でなく、ほわりとやわらかい酸味の和え物になった。
2人分
材料 もってのほか・・10~14コ分 キュウリ・・1/2本 酢こうじ・・大さじ2 醤油・・少々 塩・・適量
作り方
①菊は、花びらをバラバラにして酢をたらした湯でさっと茹でザルに上げて冷まし、軽く絞る。
②キュウリは千切りにし、塩をまぶしてしんなりしたらよく絞る。
③菊とキュウリをボウルに入れて混ぜ、酢こうじを加えて和えてから醤油と塩で味を調える。
*菊は、もってのほかでなく黄色い菊でもOKです。その際は、薄口醬油を使うと色がきれいに仕上がります。