私は、母のお世話のために実家に来てから3週間ほど経った。初めのうちは母との距離感を掴むのに戸惑ったりしていたが、やっとお互いの楽なペースを見いだした。このところ、二人ともよく笑うようになって良い感じで楽しくやっている。もちろん、日常的にいろいろあるがあまり気にしないようにしている。
さて、母がデイサービスに行った先日、私は盛岡市内に用事を済ませるために出かけた。盛岡は、私が高校時代を過ごした懐かしい場所。市内を歩き回っていると「ア・ラ・モンタン」と書いた旗がお店の前にあって、あ、辛いスープパスタだ、と一気に記憶がよみがえった。かなり前に、友人に連れられて行った時は、今の場所でなく池のほとりにお店がありすごく辛くて私は食べきれなかった。そこで、リベンジとばかりにお店に入り、ア・ラ・モンタンを注文。ほどなくしてやってきたそれは、トマトスープに太麺、ベーコン、粉チーズなどがガラスの器にたっぷりと盛られている。私は、以前の辛い記憶があるのでスープからそっと口に運んでみると・・あれ?そんなに辛くない!イケる、と思って麺を食べてみるとあまりの熱さにビックリ!そして、いつまでも熱々なのでゆっくり食べ進めた。今回は、スープも飲み干して完食し、リベンジ成功。
帰りは、盛岡駅にあるレストランで田野畑村のソフトクリームを食べた。田野畑村は酪農が盛んなのでフレッシュミルクで作るソフトクリームはコクがありながらさっぱりしていていくらでも食べれられそう・・大満足でリフレッシュできた。
岩手の三大麺は、わんこそば、冷麺、じゃじゃ麺が有名だけど、なにしろみんな麺好きなので他にもいろいろあり、ア・ラ・モンタンもそのひとつだと私は思う。三陸の方には、海産物がたっぷり入り塩味の磯ラーメンもあるし、醤油味のいわゆるシナ蕎麦と言ってた頃のような釜石ラーメンというのもある。岩手にいらした際には、いろんな麺を堪能して欲しい。