夏の薬膳「冷やし中華」
冷やし中華の具は、身体を冷ます野菜を多くしてさっぱりと食べられるようにしました。手作りのタレには砂糖を使わず煮切りみりんで甘味をつけています。
調理ポイント
ナスは青ナスを蒸して使いましたが、黒ナスを炒めたり焼きナスにして添えてもいいですね。卵は緩い卵焼きにしてとろみ感を出しています。
薬膳ポイント
身体の余分な熱を冷ます（清熱解暑）トマト・ナス・キュウリを添え、補血して臓腑の働きを助ける鶏卵を使っています。タレに酢を使っているので収斂作用があり、汗のかき過ぎを抑えます。
＜冷やし中華＞2人分
材料 中華麺・・2玉 卵・・2コ キュウリ・・1/2本 トマト・・1/2コ ナス・・1本 青紫蘇・・4枚 白ごま・・大さじ1 紅生姜・・少々 なたね油・・大さじ1
タレ 酢・・大さじ4 煮切りみりん・・大さじ4 レモン汁・・大さじ1 醤油・・大さじ2 ごま油・・大さじ2 塩・・ひとつまみ
作り方
①キュウリは千切り、トマトは半月切り、ナスは蒸して縦切り（炒める・焼きナスでもよい）にする。
②タレの材料を全て合わせて混ぜる。
③鍋にたっぷりの湯を沸かし、中華麺を茹で水にとって洗いザルに上げて水を切る。
④卵を溶いて塩少々加える。フライパンに油を熱し卵液を流し入れ、緩い卵焼きを作る。
⑤器に③の麺をのせ、野菜を添えて卵焼きをのせ、タレをかけて白ごまと紅生姜をトッピングする。
＊材料は2人分なので具は半分ずつ盛り付けてください。
＊煮切りみりんは、みりんを小鍋に入れて弱火にかけアルコール分を飛ばし少し煮詰めます。