秋の薬膳「キクラゲの佃煮」
キクラゲのコリコリした食感は噛んでいて楽しく、食べ応えもあって美味しいですね。たくさん作り置きしておくと便利ですよ。
調理ポイント
乾燥キクラゲは、1袋20gまでなら一度に全て煮て佃煮や下煮しておくのをおすすめします。キクラゲを早く戻すには水でなく、ぬるま湯を使ってください。
薬膳ポイント
キクラゲは気を補って血を養い、肺を潤して咳を止める働きがあるため、出血、高血圧、産後の虚弱、免疫力低下に効果的です。さらに、疲労倦怠感にも良いので秋というだけでなく、コロナ禍にも積極的に使いたい食材です。
<キクラゲの佃煮>作りやすい分量
材料 乾燥黒キクラゲ・・1袋(15~20gくらい) 生姜・・10g ごま油・・大さじ1 水・・1/2カップ みりん・酒・醤油・・各大さじ1ずつ
作り方
①キクラゲを水で戻し、石付きを取って5㎜巾くらいに切る。生姜は千切りにする。
②鍋にごま油を熱し、生姜をさっと炒めてからキクラゲを加えて炒め合わせる。
③次に水を加えてフタをし、弱火で5分ほど煮る。
④③に調味料を全て加えて煮て最後は炒りつける。
*キクラゲを半分は石付きだけ取ってそのまま切らずに一緒に煮ておくと、キクラゲ卵などの中華料理にすぐ使えます。