初夏の薬膳「筍とグリーンピースの混ぜご飯」
旬のグリーンピースはホクホクした食感で甘く美味しいですね。筍もそうですが、あっと言う間に旬は終わるのでいろいな料理に使いたい野菜たちです。
調理ポイント
筍をご飯に炊き込み、グリーンピースは別に煮てあとから混ぜます。紅生姜で彩を添え、ヒジキ煮とカボチャソテーをトッピング
薬膳ポイント
初夏は気温が上がるので身体の余分な熱を取るため、清熱作用の食材を選ぶと良いです。
筍は清熱、利水、通便、解毒し、グリーンピースは利水して気を益し、補中(おなかの働きを助ける)します。身体の余分な熱を取り、来たる盛夏に向けて身体のバランスを整えるのに適した薬膳です。
<筍とグリーンピースの混ぜご飯>4人分
材料 胚芽米・・2合 筍・・150g 酒・・大さじ1 塩・・小さじ1/2 薄口醬油・・小さじ1
昆布・・5cm グリーンピース・・1パック 水・・1カップ 塩・・少々
作り方
①胚芽米を洗って30分ザルにあげておく。
②下茹でした筍の根元の硬い部分は1cm弱の角切り、穂先はくし型切りにする。
③炊飯器の内釜に①の米を入れ、酒・塩・薄口醬油を入れてから目盛りまで水を加えひと混ぜする。
④昆布を米の中にもぐらせ、上に筍をのせて炊く。
⑤グリーンピースを水と共に小鍋に入れ、塩少々加えて紙蓋をし3~5分煮る。紙蓋をしたまま冷ます。
⑥ご飯を蒸らし終えたら茹で汁を切ったグリーンピースを混ぜる。
*紅生姜を刻んでトッピングすると彩りがきれいです。
*グリーンピースを米に炊き込むと色が抜けてしまうので、別に茹でて最後に混ぜると鮮やかな緑色できれいです。
*グリーンピースは煮汁から出た部分にシワが寄りやすいので、紙蓋を外さずに冷ましてください。