干し大根で旨みたっぷり煮物

 大根を干してムニュって感じにすると、軟らかくて味の濃い煮物ができますよ。

私は大根を丸ごと干してから使ったけれど、時間がない時は切ってから干した方が早く干せるから楽かも。

 

 レシピというほどでもないので簡単に書いときます。

干し椎茸3コほどを温湯で戻し、そぎ切りにする。戻し汁も使うので取っておく。干し大根1本ほどを乱切りにし、鍋にごま油を熱して大根を炒める。この時に少し焦げ目がつくくらい炒めると香ばしくなって美味しい。次に椎茸の戻し汁を加え(大根がややヒタヒタになるくらいにしたい)、足りない場合は水を加える。椎茸と短冊に切った昆布を加え、塩も振って沸いたら弱火で煮る。大根が軟らかくなったら酒・みりんを加えひと煮立ちしてから醤油を加えて紙フタ・鍋のフタをしてじっくり煮しめる。出し汁1カップに対して醤油大さじ1がベストの割合ですよ。

 

 私は、これにご飯と味噌汁、白菜漬けがあれば申し分のない冬のいつもの食事になります。干し大根、最高!

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喉にやさしい「杏仁茶」

 最近、気温の低下と共に空気も乾燥してきてやたらと喉がいがらっぽく、鼻も急に詰まったりする。蓮根を食べるようにしているけれど、他に喉に良いものは?と身体に聴いたら・・杏仁と答えてくれた。

 

 そこで、杏仁茶を作ることにした。お店の中華食材コーナーでよく目にする杏仁霜にするか、専門店で買った杏仁粉(杏仁のみ)にするか?で迷うが、杏仁霜にはコーンスターチが入っていてそのとろみが良さそうなので杏仁霜にする。

 

 ちょっと溶けにくいので、小鍋に杏仁霜と水を少々入れてよく混ぜ、さらに水か牛乳か豆乳を加えて沸かす。火にかけかき混ぜ続けることでとろみが全体に行き渡り美味しくなる。カップに注いでからハチミツを少々加えることで、肺もお肌も潤し喉にも良いお茶になる。私は、このお茶で喉の違和感、鼻づまりを解消した。*効かない場合もあるかも。

 喉が痛い、いがらっぽいのはカゼの引きはじめかも、早め早めのケアが功を奏すると思う。どうぞ、試してみてね。

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蓮根お焼きと米粉のクリームシチュー

 最近よく蓮根を食べている。季節がら喉がいがらっぽい感じがあり、食べると薬のように効果的だ。あまりにも簡単なので詳しいレシピを省き、ざっと内容を記すので気になる方はどうぞ、作ってみてね。

 

 お焼きの生地をふんわりさせたかったので、ベーキングパウダーを小さじ1/2ほど地粉(薄力粉でも)1/2カップに加え、塩もひとつまみ加えて混ぜ、水を1/2カップほど加えて混ぜて生地を作る。蓮根は薄い銀杏切りにする。フライパンに油を温め、生地を流し入れフタをして1分程したら蓮根をのせてさらに蒸し焼きにする。縁が乾いて反ってきたら返して再びフタをして蒸し焼きにする。お皿によそってソースと青海苔をかける。

 シチューはルーを入れるまでは同じ作り方で、野菜が煮えたら米粉を1.5倍の水で溶き加えてとろみをつける。4~5人分で大さじ5~6の米粉を目安に作ってみてね。白ワインやベジタブルブイヨンなど加えて味に深みを出すと美味しい。

写真のシチューがグレイなのは、蓮根を皮ごと使っているから・・でも美味しいよ

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ホッと一息のお菓子

 

私が元気をなくしていたら・・「これをどうぞ」と、大事な方からお菓子をいただいた。ごちそうさまです。

 

それは、京都の老舗「亀屋清永」の灯の香というお干菓子。和三盆糖と大徳寺納豆(黒い点々)で作られているが、大徳寺納豆が味のアクセントになっていて味わい深い。

 

久々にお薄を点ててゆっくりとゆっくりと味わう。

 

お干菓子の甘さでほろりと身体がほどけ、お薄の苦さで心が救われる。

 

どんな時でも食べ物に助けられている、と改めて実感した。

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お手軽な蒸し方法

 ウチには電子レンジがない。食べ物を温めるときに電磁波でなく蒸気の方がふんわりして、私は好きだから。それに、家族の人数も少ないので電子レンジが無くてもさほど不便を感じないから。

 

 でも、鍋に蒸し板を置き布巾やオーブンシートなど敷いてご飯をのせ、温めてもお茶碗によそる時に鍋にご飯がくっついたりするのは、ちょっと手間だしもったいないし・・洗いもの(布巾とか)が増えるのもな~、と思っていた。

 そこで、冷蔵庫(冷凍庫)から出したご飯をお茶碗に入れて、鍋にお茶碗の1/4ほどのかさの水を入れ、ペーパータオルを折りたたみ底に沈めお茶碗をのせる。あとは、フタをしてやや中火で蒸す。

 鍋に直接お茶碗を入れて蒸すと、火力でコトコトとお茶碗が動くため紙や布を敷くことでそれを回避できる。写真を良く見ると底にペーパータオルが見えているのがおわかりになると思う。

*お茶碗を取り出す際に、くれぐれも火傷にはご注意!それから、水が無くなって鍋の焦げ付きにもご注意ください。

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切干大根の再生煮物

 少しだけ残った切干大根を忘れていて、茶色く変色しているのを見つけた時・・使うか処分するか迷ってしまう。そんな時は、まずよくもみ洗いして水に浸けておくと切干大根の茶色が抜けるので、それからよく絞り通常に料理できる。但し、切干大根の甘味も抜けているのでみりんなどを使うと美味しくなる。今回は、蓮根と一緒に煮て最後に赤ピーマンを彩りに添えた。レシピは↓クリックしてね。

 

 他は、できたばかりの味噌をおにぎりに付けて焼いたもの、とろろ昆布とねぎのクイック味噌汁、大根のぬか漬けの純和風ごはん。

 私の母は、おにぎりに味噌を付けると必ず焼いてくれた。味噌が焼けて香ばしくなりすごく美味しくなる。焼きたてをハフハフ言いながら食べるもよし、お弁当に持って行ってもよし、味噌を少し焦がしたくらいが美味しい。

 子どもの頃に食べたものは、大人になっても自分の核の深いところを支えてくれてる気がする。

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11月のやおやの料理教室メニュー

 11月に行うやおやの料理教室のメニュー。

 

 料理教室のご案内ページでも写真をアップしていますが、あまりにも美味しいのでブログでも紹介します。

 テーマは人参、ご飯・スープ・メインに使ってますが、人参ばかりを食べているという感覚はありません。それぞれに工夫したので人参に飽きるということはなく、人参が苦手な方でも食べられるのではないかと思います。

 人参フライには豆腐のタルタルソースを添えてますが、これがフライにピッタリ!卵を使ってないのに満足できる味ですよ。

 

 私は、この写真を撮ったあとでいただきましたが、料理の味わい、分量など全体のバランスがすごく良いです。是非、皆さんに召し上がっていただきたくてお知らせしました。やおやの料理教室でお待ちしています。

 

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さつま芋のチーズガレット

 毎年お米を送っていただいている合鴨農家の稲村さんから今年も新米が届いた。箱の隙間にまるでプレゼントのように採れたて野菜を入れてくださる。今回はさつま芋だったので、最後にチーズものせて焼き、ガレットにしてみた。フライパンで15分くらい焼くとできる簡単お惣菜、おやつにもいいよ。

<さつま芋のチーズガレット>

材料 さつま芋・・150g(小1コ) 米粉・・大さじ2 チーズ・・適量

   塩・・少々 なたね油・・大さじ2 パセリ・・少々

作り方

①さつま芋を皮ごと拍子木切りし、塩をまぶしておく。

②①に米粉を加え、全体にまぶす。

③フライパンに油を熱し、②のさつま芋を入れフタをして蒸し焼きにする。途中で返して両面きつね色に焼く。

④最後にシュレッドチーズをのせ、フタをしてチーズが溶けたら完成。

⑤お皿に移し、パセリのみじん切りを飾る。

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グルッペ「やおやの料理教室」10月の様子

 昨日は、グルッペでやおやの料理教室を行いました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございます。

テーマは蓮根、この時期にピッタリの食材です。グルッペで売っている蓮根は、小塙さんという生産者の方で長きに渡って美味しい蓮根を作り続けています。その特徴は、適度な水分量と切ったときに糸を引く粘り気、料理するともっちりやシャキシャキ感が楽しめて本当に美味しいです。

 この蓮根で作った蓮根餅のもっちもち加減の食感と塩だけのシンプルな旨さ、蓮根ステーキも塩とこしょうのみで蓮根の甘さと旨みが最高!バルサミコソースとの相性もとっても良かったです。スープもシンプル味でサラダは柿のトロリと白菜のパリパリが絶妙でした。「いただきま~す」のあとは、もう食べることに夢中で静かになるくらい美味しかったです。「ずっと食べ続けていた~い」という参加者さんの声もあり、全体的にバランス良く美味しくできて今回も良かったです。しかし、私は2日目のスープに豆腐を入れ忘れるという失態をしてしまい、反省しまくりでした。以後気をつけます。

 来月は人参をテーマにして、ご飯もスープもメインも人参尽くしです。甘くてほっこりする人参を楽しみにいらしてくださいね。詳しくは料理教室のご案内をご覧ください。

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十三夜のお供え

 

今日は十三夜、先月の十五夜もそうだったけど曇って見えない。

 

そこで、お供えの栗の渋皮煮を13コ盛ってその代わりにする。私は砂糖を少なく煮るので、栗の味がよくわかるし、優しい味になる。コックリ甘い栗をお好みの方には物足りないと思うけど。

 

そして、栗ご飯。

昆布と酒と塩、栗で炊いた。この材料を見ると本当にお供えものという感じ。

今年は、栗の収穫量が少ないとのこと、自然に感謝していただきます。

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今年の寒仕込み味噌完成

 今年の2月に仕込んだ味噌が完成した。

料理教室ではスタンダードな米麹味噌を仕込むので、自分ではちょっと変わったものを仕込む。黒豆で作る黒豆味噌とスタンダードの大豆にゆり根などを加えた薬膳味噌(勝手に命名した)。カビもほぼ無しで風味豊かな美味しい味噌になった。

 この手作り味噌はダシいらず!そこで、できたてをクイック味噌汁にして今日のランチはご覧のようなシンプル和食にする。きのこの炊き込みご飯、とろろ昆布・青海苔・玉ねぎスライス、汁椀に味噌を入れ熱湯で溶かし、具を加えた味噌汁、かぼちゃの塩蒸し煮、マクロビのきんぴらごぼう、きゅうりのぬか漬け。

 

 滋味あふれる美味しいランチに大満足!旬の食材に助けられてるな~、とつくづく思う。自然の恵みに感謝。

 

 味噌のできあがり写真は↓クリックしてね。

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フルーツゼリー

 

 昨日まで暑い日があったのでフルーツゼリーを作って涼をとる。

今回はゼラチンを使い、巨峰やキウイフルーツ、ドライイチジクを入れて冷やし、メープルシロップにレモン汁を加えたシロップを添えた。ゼリー液は甘さ控えめにして、メープルレモンシロップをかけて爽やかな甘さをプラスする。

 

 ドライフルーツを使う場合、イチジクやプルーンなどの大きいものは液体の中に入れ、甜菜糖を溶かすと同時に煮ると軟らかくなって食べやすいよ。但し、しっかり煮るのではなくあくまでも70℃で火を止めること。それから、必ずぬるくなるまで冷ましてからフルーツを加えないと固まらないこともあるのでご注意を。

 

 では、興味のある方はレシピを見るをクリックしてトライしてみてね。

 

 

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フレンチレストラン「ヴァリノール」でランチ

 先日、友人と荻窪にあるフレンチレストラン「ヴァリノール」のランチに行ってきた。ここのオーナーさんが料理教室に来てくださっていたし、美味しいと評判のレストランなので是非に、と思っていてやっと実現した。

 ステキなテーブルセッティング、メニュー表も工夫されていてなんてオシャレなの!グラスもカトラリーも本格的(あたりまえだけど)、ちょっぴり緊張感もありながらランチだけどワインにしようかどうしようか、などと楽しく迷いながらランチは始まった。写真に撮らなかった前菜は、ビスクのスープとオリーブをフィナンシェのように焼いたもの、ビスクはエビのガツンとしたスープが一般的だけどここのはカプチーノ仕立てっぽくなっていて、あくまでも繊細な味わいでエビも上品な感じ。次にモンサンミシェルから取り寄せたというムール貝がクリーミーなジャガイモの上にのっているもので、ムール貝は小粒ながら濃い味わいととっても軟らかくふっくらと火が入っていて素晴らしい!!のひと言に尽きる。そして・・・

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グルッペ「プチ薬膳料理教室」10月の様子

 昨日の午後は、薬膳料理教室を行いました。午前の講座から引き続きご参加いただいた方、料理教室からご参加の皆様ありがとうございました。

 

 サラダいなり寿司は、寿司酢も洋風に中身にもチーズやアーモンド、ピクルスを加えちょっと風変わりないなり寿司でした。茶碗蒸しは、とってもお上品な味に仕上がり、中に入れたカボチャの甘さが程よく、他の人参や椎茸もよいバランスでしたよ。それに、卵のプルプル感が何とも言えない滑らかな口当たりで大満足でした。

 

 次回は、ブリをご飯に混ぜてスダチを絞った混ぜご飯とカブのすり流し汁です。どちらも簡単にできて美味しい!です。初めての方でもお気軽にお越しくださいませ、お待ちしております。詳しくは薬膳料理教室のご案内をご覧ください。

 

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グルッペ「薬膳食養講座」2回目の様子

 昨日は、グルッペで薬膳食養講座の2回目を行いました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

 今回は易でしたが、易は深淵なるものなので薬膳や日々の暮らしに関連することだけ話しました。この大元を捉えることで、これからの詳しい内容を把握しやすくなると思われます。実際にも次回からが楽しみ、という感想も参加者さんからいただいています。

 

 今回の軽食は「鶏がゆ」です。この会のアシスタントをしてくれている方にお願いしていますが、まるでお店で出てくるような本格中華がゆでした。それから、参加者さんが今年仕込んだ味噌を持ってきてくださったので人参に付けていただきました。どちらもすっごく美味しかったです。ごちそうさまでした。

 次回は陰陽の内容です。初めての方でも大丈夫なのでご参加お待ちしております。詳しくは薬膳講座のご案内をご覧ください。

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舞茸の天丼

 今日のランチは舞茸の天ぷらの丼。

このところ、グルッペで毎月発行しているグルッペ通信に載せるための舞茸料理の試作をしていて、舞茸の天ぷら三昧だった。レシピは、グルッペ通信10月号をご覧ください。ホームページでも紹介あり、10月中旬過ぎにできますよ。

 昨日の天ぷらが冷蔵庫にわんさかあるので、オーブンで温めご飯にのせて天つゆをかけて丼にする。どんぶりに大盛りに見えるけれど、これは小どんぶりだから・・・でも茶碗蒸しにスープも付けたのでお腹いっぱいになった。

 

 自分で天ぷらを揚げるのは難しい、だから巷に天ぷらの専門店があるのはすごく納得する。天ぷらは、やはり具が泳ぐくらいのたっぷりの油で揚げたいものだ。私が、舞茸の天ぷらですごい!と思ったのは群馬の水沢うどんのお店にあるもの。水沢うどんも有名だが、舞茸の天ぷらも侮れないうまさで、衣はサクサク!噛むと舞茸の香りが一気に口に広がり鼻に抜ける感じがいい。

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