今年で3回目のたくあん漬けを作りました。去年も美味しくできたのでもう止められない感じですね。
千葉で有機農法をしている島村さんから今年もたくあん用大根を購入し、せっせと洗って葉の根元を縛りベランダで干すこと2週間くらいかな。寒風とお日様のおかげで気づいたら干し過ぎるところでした。大根の干し具合の目安は、大根の両端をもってくにゅっと曲がりUの字になるとOKです。すると樽で漬ける際に円形にしやすいのと、水分が適度に抜けているので日持ちがします。これで、お正月が過ぎたらチェックしてみて漬かっていたら食べ始めます。樽からは食べる分だけ取ってあとは漬けたままにし、2月いっぱいまでは大丈夫かな。気温があがってくると酸っぱくなったりするので、冷蔵庫で保存した方がいいと思います。
たくあんがうまく漬かっていたら各料理教室でご試食いただくので楽しみにしていてくださいね。去年とあまり変わらない写真ですが、よかったらクリックしてご覧ください。
今月のやおやの料理教室で米粉のホワイトソースを作り、2日めにうまくできなかった旨をお伝えしてました。その時に使えなくなった米粉の塊?をどうにかして食べることができないかと考え、洋風スープとニョッキにリメイクしてみたら・・・なんと美味しい!大成功でした。作り方は、洋風にしたスープの中に米粉団子を入れて少し煮るとほどよく溶けとろみになって食べやすくなり、ニョッキは通常は小麦粉で作る団子を米粉団子になったと思っていただければ、あとは豆乳(牛乳)やパルメザンチーズなどを加えて煮るだけです。今回は、玉ねぎと絹さやも使いました。
ことの顛末は、鍋にオイルと米粉を入れて弱火にかけ、そこに水を加えるとクリーム状になるはずが、なんとどんどんオイルが米粉と分離してオイルは出てくるは米粉は団子状態になるはでそれ以上どうにもならなかったのです。このことは、改めて試作し原因がわかったら料理教室でお知らせします。
昨日から冬にしては暖かく、今日の空模様はどんよりとした黒い雲が立ち込めていてうっとうしい感じ。これでは身体も参ってしまうね・・皆さんは大丈夫ですか?
私は数日前にカゼを引きそうになってしまい、ほっといたら今頃完全に寝込んでいたかも。さて、どのようにカゼの引きはじめに対応したかというと・・・
最初はくしゃみでした。くしゃみはホコリや寒暖の差などでも起こるけれど、この時の私はくしゃみから鼻水が出始めたので「これは冷えからきたな、このままではカゼをひくかも」と感じ、さっさとカゼ対応を始めたのです。まず、身体にどうする?と聴くと漢方薬、ネギたっぷり、味噌汁とイメージが沸きました。昔から民間療法として、カゼにはネギと味噌をセットで摂ったりしますよね。元気な時はどうというこうもないけれど、症状がある時に摂取するとその効果は絶大!を体感できますよ。器に味噌を入れお湯を注ぎ、ネギをたっぷり入れて熱々を飲んでください。体力がある時は、味噌をコインの大きさに平たく丸め両面を焼いてから使うとより温める力が強くなります。もちろん、暖かい格好をして休養してね。
*漢方薬に関しては人により症状により処方が変わるので、この時の私が何を飲んだかはお伝えすることはできないのです。ご了承くださいませ。
その後の私は、あっという間に冷えを吹っ飛ばしカゼをひかずに済みました。このような対処方法は数年前から行っていて、自分でもその効果に納得しています。カゼはとにかく引きはじめが肝心です。今年もあとわずか、忙しさに体力も落ちていまいがちなので充分にご自愛くださいませ。
今日は冬至、陰が極まる日。そしてまた、明日から少しずつ日が長くなって陽が勝っていく・・この繰り返しで循環していくのですね。
今年の冬至はなんと暖かいことか。柚子湯に浸かってホッカホカ、が嬉しいはずなのにこうも暖かいと柚子湯のありがたみが半減してしまいそう。
今年は、小豆かぼちゃを別々に炊きました。実は、3日ほど前に小豆を炊いていたので今日はかぼちゃだけを塩蒸しにして、盛り合わせてみました。ほっくりとした美味しさです。その時の自分の体質によって、いろいろな作り方の小豆かぼちゃを食べ分けていいのだと実感しています。
昨日は、ステキに働く女性たちのグループに呼ばれて薬膳料理教室を行ってきました。気の置けない仲間とのグループなので皆さんリラックスモード、でも学びたいという意識が高くて私も触発されました。皆さん、ありがとうございました。
小麦や大豆などのアレルギーをお持ちの方もいらっしゃったので、カキの香草パン粉焼きは衣をパン粉とアラレ(お茶漬け用の)の両方作りました。私は、なるべくみんなで同じものを食べようとメニューを考えますが、その中でも少しだけ替えると大丈夫なものはそのまま使ってダメなものを工夫しています。
メニューは、鶏とカシューナッツの炊き込みピラフ、パンプキンスープ、カキの香草パン粉焼き、海藻サラダ・梅塩麴ドレッシング和え、4種のフルーツ・葛クリームがけです。どれも美味しいと好評で、私もとっても嬉しかったです。また、次回も楽しみにしていてくださいね。
たくあんを漬けた後は葉っぱがたくさん残るので、さらにカラカラになるまで干してから保存する(湿った状態で袋に入れておくとカビたり虫がわいたり)。
これを布袋に3株ほど入れ、塩もひとつかみ加えて大鍋で煮出す。独特の匂いがして煮汁が茶色になったら、煮汁ごとお風呂に入れるとまるで温泉みたいになるよ。大根の葉にはイオウ分が含まれているので、あの匂いになるし身体の芯から温めてくれる。
昔から民間療法で行われていて、すごく冷えた時や婦人科系、泌尿器科系の症状にも役立つようだ。でも、病気の場合はそれだけでなく病院も受診してね。
私は、このお風呂に入ると上がってからもしばらくホッカホカで幸せな気分になる。どうぞ、皆さんもお試しになってみてね。
さらに、発見したことが・・
10日(土)と11日(日)は、グルッペでやおやの料理教室を行いました。それぞれにご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
今回のテーマは「酒粕」で、ホワイトソースに加えたり、ドレッシングに混ぜたりと新しい使い方を紹介し、皆さんで実習しました。酒粕と言えば、粕汁や酒粕の漬け床、溶かして飲み物にというのが一般的ですが、酒粕の効能を知るほどにもっとたくさんの料理に使って召し上がっていただきたいと切に思いました。このテーマを提案してくれた参加者さんに感謝申し上げます。酒粕効果で食後はお腹の中からポカポカと温まり、まさに冬のメニューにピッタリです。
今回はホワイトソースを米粉で作りましたが、2日めのお教室でうまくできなかったので急遽地粉に変更して作りました。1日めはバッチリできたのに・・その理由を探って解明したいと思っています。また、料理教室でお知らせしますのでしばらくお待ちください。
やおやの料理教室は、これで今年の分は最後となります。この1年もたくさんの方にご参加いただき、心より感謝申し上げます。来年は「常備菜と乾物の使い方」と参加者さんからご希望がありましたので、それを基に内容やメニューを考えました。詳しくは料理教室のご案内をご覧ください。
7日(水)はグルッペで冬の薬膳料理教室を行いました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
冬の薬膳なので、身体を温めて気血の巡りを良くするメニューを実習しました。エビとホタテの紅花スープ、ブロッコリーと人参のサラダ・カシューナッツドレッシング、ザワークラウト、ミカンゼリーと薬茶はホットワインを試飲し、身体がポカポカになりました。スープには、エビとホタテをいれたので良いダシが出て味付けは塩のみでとっても美味しい、カシューナッツドレッシングも美味しいと大好評でした。
食後の冬の薬膳の講義内容は、使った食材の確認をして納得いただけたと思います。この薬膳料理教室は今まで季節の薬膳を主に行ってきましたが、来年からは季節と身体の関連をさらに深くみていく予定です。料理を実習し、食べて体感し、知識とつなげていく、この方法は確実に自分の中に薬膳の内容を積み重ねていくことができると思います。興味のある方は、是非ご参加くださいませ、お待ちしております。
5日(月)は、調布のgalleryCafe鈴や商店さんで薬膳料理教室を行いました。
餃子の皮から作り(小麦粉と米粉の2種類)、具も4種類だったのでもうひたすら餃子を作ったという感じでした。
「みんなで作るからこれだけできるよね」「やっぱりみんなでやると早いね」などど話しながら、真剣に1ミリの皮の厚さに挑戦!みなさんよくがんばりました。そのかいあって小麦粉の皮は1ミリサイズ、なのでいくつでも食べられるほどの軽さでおひとり10コの餃子はあっさり完食でした。
写真の左からチーズとアーモンド、豚ミンチ、ツナと玉ねぎ(ヨモギ粉いり皮)、羊ミンチ(手前の白い米粉皮)を焼き餃子にし、米粉餃子をスープにしましたよ。そして、餃子がのっている器が陶芸家の中山先生に特注した器(タレ小皿付き)です、ステキでしょ。
この料理教室を主催しているao akua治療院の院長先生のカラダのお話しもありで盛りだくさんでした。
ご参加いただいた皆様、今年もありがとうございました。来年も楽しく美味しい料理教室をよろしくお願いします。
4日の午後は、プチ薬膳料理教室を行いました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
12月ということでちょっとリッチなメニューにし、パスタに使用したワインも少しだけ試飲しました。お昼間からなんて贅沢なんでしょう!ま、年に1回だから良しとして全員がいい気分になり、たくさん質問も出て楽しい会になりましたよ。
全てグルッペで販売している食材ばかりでどれもスゴイのですが、パプアニューギニアの天然エビが最高です。とにかく味が濃い、変な匂いや味がせずエビそのものの味です。このパスタも塩だけで味付けしました。ホタテもめちゃ美味しかったです。いつもながら素材に助けられました。
次回は、薬膳講座と同じで1月の第二日曜日、午後1時半開始です。こちらもご参加、お待ちしております。詳しくは薬膳料理教室のご案内をご覧ください。
4日(日)は、グルッペで薬膳食養講座を行い「五行学説」の内容の講座でした。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
講座中に参加者さんの反応を見ていると、私は本当にやりがいを感じます。大人の学びは熱気と活気があり、私も大いに奮起してついつい前のめりな感じですが、やり過ぎないように気を付けたいものです。
次回の講座は、1月の第二日曜日になりますのでご注意ください。体と臓腑の内容に入っていき、古代中国人が見たホリスティックの醍醐味を楽しんで学んでいきたいと思います。単発のご参加や途中参加でも大丈夫!どうぞ、ご参加お待ちしております。詳しくは薬膳講座のご案内をご覧ください。
写真は、講座終了後にいただく軽食です。今回は、黒豆入り玄米ご飯、手作り味噌のクイック味噌汁、白菜の麹漬け、カブと人参のぬか漬け、三年番茶、薬茶は生姜紅茶でした。
もう12月・・今年もあと1か月で終わってしまうなんて、日の経つのがはやすぎる感じがするね。なんだか気ぜわしく追い立てられている感じがするけれど、走り出すと思わず転んでしまうかも。ここは、慌てず急がずしっかりと足を踏みしめて、足元を取られないようにしたものです。
さて、私は冬になって寒風が吹くといろいろな食材を干し始める。今回は大根を1本干して切干大根を作ったよ。以前、初めて大根を干した時はあまりにも細く切り過ぎてうまく乾燥せず失敗に終わった経緯がある。なので、割りと太めに切ってカラカラになるまでじっくり天日干しをするとうまくできた。
今回も大根をフライドポテトくらいの太さに切り、晴れた日に外に出して1週間ほどかかり完成。水分がほぼ無くカラカラになると、大根がカビないので1年くらいは保存できる。これぞ、保存食なのね。それと、リンゴの皮やラ・フランスの皮も干していて、これはたくあん漬けに入れるとたくあんに甘味が出て美味しくなる。いつもは柿の皮を入れるのだけど、今年は用意できなかったのでリンゴに変更。そして、たくあん用大根は今ベランダで風に吹かれている・・また、たくあんを漬けることができて嬉しい。日々の暮らしを堪能している私です。たくあん漬けは、仕込んだときにまとめてアップしますね。
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