2021年の感謝を込めて

今年もコロナに翻弄された年でした。そんな中でもグルッペでの「やおやの料理教室」「薬膳料理教室」を開催することができ、ご参加いただいた皆様には心より感謝申し上げます。また、グルッペのスタッフの皆さんにも料理教室に理解を示してくださり、会場をご用意しただいたことに本当に感謝です。

そして、当ホームページをご覧頂いている皆様にも心より感謝しております。わざわざ、時間を作ってホームページをクリックして頂いてありがとうございます。

 

皆さんも今年は、コロナとの対応の仕方をそれぞれに身につけたことではないでしょうか。

私はコロナに対してもそうですが、病気にならないためにはやはり自己免疫力を強化することも大事と痛感しました。たとえば、カゼも引きはじめの対処がいかに大事かということ、他にも体調を崩す兆候を素早くキャッチして対処することを身をもってわかった年でもありました。

すると、薬膳料理の意味が腑に落ちて知識だけでなく、それを身体丸ごとでわかることがいかに大事なのか、つまり気付くことと日々の食事にうまく取り入れることができるか、が肝なのですね。

 

私は、コロナに対しておうちご飯を充実させる手助けをしてくれた感じがしています。何でもそうですが、物事には両面があり必ず良し悪しがあります。なので、悪いことばかりに囚われて嘆いたり不安になったりせず、良いことにも気付いて不安や恐怖を払拭することは免疫力アップにもつながるのではないでしょうか。

私は、今年始めた野菜作りに、土に触れることに、とても癒されました。自然とつながることは助けになるので、どこか遠くに行かなくても周りの自然を感じ取ってみるのもいいですね。

 

今年はいろいろとありがとうございました。皆様にとって、来る年が良い年となりますようにお祈り申し上げております。

 

 

今年最後の農園仕事

私が借りている区民農園は、年明けの1月いっぱいで区に返さなければならないので、今から少しずつ整理を始めた。

ブロッコリーは大玉を収穫後、まだ脇芽からチビサイズが出てきていたのでそのままにしていたけど、さすがにもうおしまいだなって感じなので根から引き抜く。キャベツも残しておいたひと玉を青虫(1匹いた)ごと収穫し、青虫用に葉を1枚付けて自宅のお庭に移動。人参はやっと葉がもりもりしてきて元気に生長している。この寒さに負けず春菊とサニーレタスもがんばっているが伸び具合が遅いね。でもゆっくりでいいんだよね。赤カブもゆっくりじっくり玉を大きくしている、収穫が楽しみ!

さて、大根が3本もあるのでお正月用に買わなくてもいいのが嬉しい、おなますやお餅に合わせていっぱい食べよう。

シフォンケーキでクリスマス

 

自分の好きな味で安心で美味しいケーキを思う存分食べたい!

そこで、今年のクリスマスケーキはシフォンケーキを作った。私は今までマクロビオティックのケーキはたくさん作ってきて得意だけれど、これからはケーキの伝統を尊重していろいろ作っていきたいと思う。

 

シフォンケーキは何度か作ってみたけれど、メレンゲと生地を混ぜる具合がちょっと難しくまだ自分の中でこれだ!と思うまでいってない。今回のシフォンケーキも中に少し空洞ができて生地も絹のようにはいかなかったし、これからも試作して納得のいくものを作りたい。

このクリームは、クリームチーズと生クリームを混ぜているのでコクと塩気が大人味で気に入っている。食べ過ぎてしまうな~。

新鮮アサリでボンゴレ

 

先日、魚市場で買ってきたアサリがすごく新鮮だった。ひと晩砂出しをしたら貝から身がべろーんと出ていてこっちがひるむくらい。

 

ダンナが料理をする予定だったのに、それを見て料理をする気が失せてしまったようで、私に代われと言う。まったくしょうがないな~、チキンだな~と私が返すと思い直したらしく、やっぱりやると言ってこのクリームボンゴレを作ってくれた。味は・・もちろん絶品の美味しさだ。

 

私はダンナのことをチキンだと言ったけれど、思えばダンナは心底優しい人なんだなと思う。生き物に対して限りなく優しいまなざしを向け、あの苦手な蚊さえも潰さない。いや、捕まえきれないから潰せないだけかもしれないけどね。私が苦手な青虫もミモザの枝にいるのをずっと観察していて、どれだけ大きくなったか、さなぎになって孵化したようだ、とか言っている。

 

生き物のひとつである私に対してもダンナは同じように優しく見守ってくれている、感じがする。だから、私はすごく安心で幸せだ、いつもありがとうね。

収穫した大根でブリ大根

昨日、私は収穫した大根でブリ大根を作った。

というのも初収穫の大根のあまりの大きさに私以上にダンナが喜び、今夜はブリ大根だ、と言い放った。そして、わざわざ魚市場まで40分かけて自転車で行き、これまた立派なブリ3切れ入り980円を購入。普段、その値段なら私は買わないが、新鮮ぴちぴちの魚がどーんといろいろ売っているのを見て私のテンションが上がり買ってしまった。そのブリは臭みも少なく軟らかく、おかげですんごく美味しいブリ大根ができて良かったよ。

大根の葉もごま油で炒めたけど、すごい量ができてしばらく食べられそう!日々の食事が充実していて幸せ~とダンナと共に幸福感を噛みしめている。

野菜作り日記「大根など収穫」

 

農園に植えている冬野菜がだんだん大きくなり、少しずつ収穫している。

今日、5日ぶりに農園に行ってみると大根が土から大きく出ていて、もう抜いてくれ!と言わんばかりの勢いだったのでよいしょ、と抜いてきた。大根はご覧の通りの大きさで葉もすごくピンピンで元気だ。この葉はさっそくごま油で炒めて常備菜にしようっと。

 

他には、ブロッコリーと春菊、長ねぎ、キャベツ、白菜と盛りだくさん。採りたて新鮮な野菜がもりもり!私もダンナもめっちゃ嬉しい。

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今年のたくあん漬け

今年もたくあん漬けました!

私は6年前からたくあんを漬け始め、毎回その美味しさを堪能しています。去年は母の介護で実家にいたためできませんでしたが、今年はまた漬けましたよ。

たくあん用大根を千葉の有機農家の島村農園さんから土付きを購入し、外の水場で土をざっと洗ってお風呂場で仕上げ洗い。次に2本セットにして葉の部分を縛り、ベランダで干すこと約1週間。大根がしんなりしてUの字にまがるようになったら樽に漬け込んで家の一番寒いところに置く。ウチは玄関がそうなのでいつも外に置いてます。むきだしはまずいので段ボールをかぶせ、不審物だと思われないように漬物と表記しておきます。

さて、1月の終わり頃には食べられると思うので、うまくいったら2月の料理教室で試食していただきます。楽しみにしていてくださいね。また、美味しく漬かりますように。

「やおやの料理教室」12月の様子

 

昨日は、グルッペ荻窪店で今年最後のやおやの料理教室を行いました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

今年もコロナ感染防止のため料理教室をお休みした月もありましたが、なんとかやり終えて私はホッとしております。そして、お教室を継続してきてよかった、とつくづく思っています。

 

今回は、洋風メニューで旬野菜をてんこ盛り!野菜そのものの味が身体に優しく沁みました。それが、参加された皆さんにも伝わり心も体も満足されたようで本当に良かったです。

 

来年は野菜をテーマにします。詳しい内容などはもう少しお待ちください。今年もありがとうございました。

 

牡蠣で食事会

毎年恒例の年末食事会、今年は牡蠣を食べチョクで取り寄せてお腹いっぱい堪能しました~。

宮城県の「松島牡蠣屋」さんの殻付き牡蠣を3㎏取り寄せて生でちゅるりと食べようと思っていたけど、私ったら間違えて加熱用にしていた。ガックリきたけれど、みんなが加熱したら味も濃くなって美味しいから大丈夫だよ、と優しいお言葉をかけてくれて蒸し牡蠣にして頂きました。

先ずは、箱を開けてみると殻付きワイルドな牡蠣がぎっしり!みんなでわっと歓声を上げてから、牡蠣をタワシでよく洗いフライパンで蒸し、熱々の牡蠣の殻をピックでこじ開けた。おつゆをこぼさないように開けてチュッと吸ってからレモンを絞ってツルリとひと口で食べる。すると口の中が海になってすんごく美味しかった。

他には、蒸し野菜と生野菜サラダ、チーズいろいろ、バゲットに白ワインの贅沢ランチだった。ま、たまにはいいよね。

「大根・カブの葉炒め」いちにち一品

久々のいちにち一品、アップします。

冬になると虫にやられないので大根やカブの葉が大きくて食べ応えがありますね。私は、大根などを葉付きで買ってくるとなるべく早めに炒めて常備菜にしておきます。

見た目は地味ですが、ご飯にかけて、おにぎりの中味に、チャーハンに、湯湯豆腐に添えて、お弁当のすき間に、お酒のアテにといろいろ使えて重宝しますよ。2週間ほど冷蔵庫で美味しく保存できるので是非、常備菜として作ってみてください。

 

レシピは全て適量でOKです。

大根の葉やカブの葉を細かめに刻む。フライパンにごま油を熱し、茎の方から入れて炒め葉を加えて塩をひとつまみ振りさらに炒めてしんなりしたら、酒・みりん1に対して醤油を2の割合で加えて炒め、最後にすりゴマ白を加えて混ぜたら完成。醤油が多いと感じる方は酒などと同量にして味見をしてみてください。ホントに美味しい!おすすめです。

野菜作り日記「冬野菜の滋味深さ」

私が今年の春から野菜作りを始めて冬野菜の季節に突入し、やっとホッと一息入れている今日この頃。

夏の終わり頃から植え付ける秋冬野菜はじっくりゆっくり生長していくので、夏野菜と違って毎日農園に行かなくても大丈夫。むしろ、3日ほど空けてから行った方が野菜の生長をよく感じ取ることができて嬉しい。私は、大根・人参・カブ・春菊・サニーレタスの種を植え、最初のうちは本葉が出たあたりで間引きが必要だけどその後はゆっくり伸びていくのを見守っている感じだ。まぁ、私が種を撒くのが遅く寒さも増してきて未だにチビサイズでゆっくり少しずつ伸びているって感じだね。

 

私が野菜作りを始めてまだ半年だけど、夏から秋冬に移行していく中でこんなことを感じた。

夏野菜は、太陽の気をいっぱい詰め込んで水分もたくさんありパーンとした勢いがある。一方、冬野菜は寒さから身を守り土の栄養分を根からじっくり取り込んでゆっくり生長し、それが滋養を蓄えている感じがする。これを人にあてはめてみると、夏は汗をかいて代謝も上がるので水分が多く勢いのある夏野菜を摂ることで夏仕様の身体を作ることができ、冬はその反対でじっくりと身体を休め慈しむことで冬仕様の身体を作ることができるのだろうと。

だから、旬の食材を摂ることは季節に対応できる身体作りにつながるので大事にしたいと思う。ところが、現代ではスーパーマーケットに行くと季節を問わず野菜も様々な種類を販売しているので、よほど意識しないと旬の野菜がわからない状況だ。マズいな・・と思う。せめて、野菜の旬くらいは調べて覚えておくといいな、って思います。

信州、松本でそば打ち体験

先月の中旬にダンナと松本に行ってきた。お疲れモードの私のためと自分のためにダンナが全て計画してくれて、温泉につかりゆっくり骨休めできて最高だった。先月はコロナの感染者も減ってきていたためか、平日だったのに修学旅行生や観光客でにぎわっていて私たちも気分が浮き立って楽しかった。

松本と言えば松本城かな、と尋ねてみるとお城のお堀の水が澄んでいてとってもきれい!ところがお堀だけでなく町の水路の水も澄み渡っているではないか。さらには、町のいたるところに湧き水があって市民の生活用水になっていた。また、昔の蔵を利用してオシャレなショップがいたるところにあり、周りの山などの自然環境と町がうまく融合していて魅力的な町だなと感じた。

そして、今回の私たちのメインイベントはお蕎麦屋さんが企画している蕎麦打ち体験で、そば粉と粉を混ぜた二八蕎麦を作った。蕎麦生地が乾燥しないようなるべく手早く丸めて伸ばして切る、この工程がなかなかうまくいかずに大変だった。私は蕎麦生地をこねるのが良く出来て、ダンナは生地を伸ばすのが上手かった。最後の蕎麦切りが一番難しくてサクサクと同じ太さに切って仕上げるのは慣れないと大変だな、と実感した蕎麦打ち体験だった。

その後、自分たちで打った蕎麦をすぐに茹でてくれて試食したが、太めになってしまった蕎麦は喉越しが良い、とは言えずちょっと残念だった。でも、打ち立てを茹でたので蕎麦の風味が良く美味しかった。ごちそうさまでした。