今年も一年、ホームページをご覧いただきましてありがとうございました。
また、料理教室にご参加くださった皆様にも心よりお礼申し上げます。
今、世界中が不安定になっていますが、その雰囲気にのまれないで自分自身をしっかり保っていきたい、食べ物を選んで身体を大事にして心を安らかに生きていきたい、私はそう思っています。
来年もホームページ、料理教室共に続けていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。
写真はフランスの伝統菓子「ガレット・デ・ロワ」で新年をお祝いするお菓子です。このガレットの中に小さな人形を入れて焼き、切り分けて人形が入っていた人はその年を幸せに過ごせると言われています。バターの香り高くサクサクのパイ生地にアーモンドクリームをたっぷり詰めて焼いた、とてもリッチなお菓子。私はこれをクリオロで購入しましたが、パイ生地はサクサク、アーモンドクリームは甘さ控えめでとっても美味しかった!これで、この年末の怒涛の仕事をこなしています。楽しみが待っているって大事ですね。
私は冬至が何か新しい始まりの日のような感じがしていて、普段よりもちょっとだけご馳走にしている。
料理がたくさん並んでいるけど、作ったのは小豆かぼちゃ、だし巻き卵、サラダ、ナメコとメカブの酢の物、お刺身は切っただけ。作り置きは里芋と油揚げの煮物、縮みほうれん草のエゴマ和え、かぼちゃと大根のサラダ、これに日本酒をぬる燗にしてつけた。
お酒でほろ酔いになり、おなかもいっぱいになって幸せな夕飯だった。
日本では、冬至にかぼちゃを食べて柚子湯に入るのが昔からの習わしですね。
これは、冬に野菜が収穫できなかった頃に緑黄色野菜のかぼちゃを食べてカロテンなどを補い、冬の身体をいたわるためです。また、昔は初秋に採れたかぼちゃを丸ごと納屋に保存しますが、冬至を過ぎたあたりから傷み始めるので忘れずに使いましょう、と言う意味合いもありますよ。生きる知恵ですね!
そこで、私は冬至には小豆かぼちゃを作って食べています。マクロビ仕様の塩のみの味ですが、これがかぼちゃと小豆のほのかな甘さを引き出してくれて美味しく私は気にってます。レシピはマクロビ基本食「小豆かぼちゃ」をご覧ください。
さらに、夜は柚子湯に入って身体を温め、寒邪を祓い感冒(カゼ)予防をしています。大事に、後世に引き継いでいきたい季節の行事です。
昨日はやおやの料理教室を行いました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
今年は旬野菜をテーマにしてきましたが、最後の12月は精進お節を作りました。玄米餅と野菜を使って砂糖は全く無し、甘味はみりんをうまく使い分けました。煮しめはマクロビオティックの陰陽を取り入れた重ね煮に、それに対して皆さんからの様々な質問もあり大いに盛り上がりました。どのお料理もとっても美味しかったと好評でした。
2023年は「発酵食」をテーマにします。発酵食品を作るには時間が必要なので、私があらかじめ作ったものを試食して頂きレシピで説明します。
1月は21日の第3土曜日「甘酒」がテーマです。詳しくは料理教室のご案内をご覧ください。
昨日はグルッペ荻窪店で日々の薬膳料理教室を行いました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
今回も冬の薬膳をテーマに、身体が温まるサムゲタン風のスープ、マヨネーズを手作りした人参とラッキョウのマヨサラダ、水に浸さず圧力鍋で黒豆を煮てさらにシナモンを加えて煮豆に、と冬にふさわしいメニューでした。特にスープが絶品で皆さんから美味しいと好評をいただき、私も嬉しかったです。
湯呑に入っているのは、喉の痛みを和らげる胖大海という薬茶です。
食後は前回に引き続き、冬のテーマに沿った内容を深めました。
次回は、年明けになりますね。2023年1月12日(木)に開催予定です。詳しくは薬膳料理教室のご案内をご覧ください。
ばね指ってご存知? 私は自分がそれになるまでばね指のこと知らなかった。
ばね指の始まりはこの夏、朝起きた時に手が握りにくくなったことからで、その時はビールの飲み過ぎのむくみだろうから控えようとしか考えてなかった。その後、ビールを控え(止めたわけでもなく)朝起きた時に手を握ったり開いたりを繰り返したりしていた。
それから2ヶ月経った頃、今度は手を握りきれなくなりグッと力をこめて握ったあとに開こうとすると途中で一旦止まり、まるで指にばねが入っているかのようにカックンと開く感じになった。痛みはそれほどでもないが、これは明らかにカラダの異変なのでいろいろと調べると症状からしてばね指だろうと推測された。
さて、どうしたものか・・病院を受診した場合は最初は様子見や投薬など、次にステロイド、最終的に手術とあったが、私としては腑に落ちないので病院に行くのは違うかなと思った。
そもそも、ばね指とは腱鞘が狭くなり腱の腫れによって起こっているとのこと。腱は骨と筋肉をつないでいるので関節のバランスが崩れ、筋肉が収縮・ねじれなどが起こると筋肉の動きが悪くなり、常に腱が引っ張られて炎症が起こりやすくなること、と整骨院のホームページにあった。
そこで、私は腱なら中医学では肝との関わりがあるな、と思い肝血を良好にして充分補うために補血の食材と血を酸化させない食材を意識して摂るようにした。
さらに、知り合いの方がマッサージしてたらいつの間にか治ったよ、と言うので!!私も朝晩せっせと指のマッサージを始めた。指を伸ばすとピーッと手のひらまで痛みが走るので、指だけでなく手のひらから肘まで丹念にマッサージ、さらに指を反らせて(必ず反対の手を添えて無理しない)伸ばすとだんだん楽になってきた。
ばね指になる人は、仕事やスポーツなどでよく指や腕を使う場合や更年期や産後のホルモンバランスの崩れなどでも発症するらしい。私は仕事と更年期も重なって発症したんだなと実感している。
さて、その後私のばね指はどうなったか?
3日ほど前に手を握った時、以前のカクンとした感じがなくなって楽になった。完全に治ったわけではないが、手を使う仕事なのにこのままだったらどうしよう・・という不安が払しょくされて良かったと胸をなでおろしている。
還暦を過ぎるとカラダもいろいろと出てくるのできちんとメンテナンスして大事にしなくちゃ、と思わされた出来事だった。
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