「手羽元と根菜のうま煮」いちにち一品

鶏肉とゴボウを合わせるとすっごく美味しいよね。この組み合わせに蓮根と人参をプラスして、最後に茹でておいた菜花を添えました。

 

私はゴボウ料理をする時に皮ごと使い、炒める過程でアクを飛ばすというマクロビオティックのやり方にしている。これがゴボウ本来の甘さ旨さが引き出され極うまになるよ。

さらに、最後の方に生姜を加えると多少残っているかな?のアクが旨みに変わり、ホントに美味しくなるのでゴボウと生姜のセットはおすすめ!

 煮物って時間もかかりそうだし苦手、という方でもまずトライしてみてね。

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やおやの料理教室、5月のお知らせ

皆さん、こんにちは。

毎月開催しているやおやの料理教室、5月のお知らせです。

 

今回は「ぬか漬け」がテーマ

写真のぬか漬けは、大根・人参・ズッキーニ・キュウリ・赤ピーマン、そしてゴボウ!

ゴボウは皮付きの生のまま漬けてます。え?大丈夫か、と思われるかもしれませんが、これがゴボウの風味よくアクもなくポリポリと食べやすいのですよ。さらに、ここにはない食材もぬか漬けにして当日試食していただきます。また、簡単なぬか床も紹介しますので興味のある方は是非ご参加をお待ちしております。詳しくは料理教室のご案内をご覧ください。

「やおやの料理教室」4月の様子

昨日と今日の2日間、やおやの料理教室を行いました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

 

今回のテーマは「酢こうじ」酢と麹を合わせて発酵させることで、酢のツンとした匂いや味がまろやかになります。酢の苦手な方におすすめの発酵食品です。これを酢飯とドレッシングに使い、どちらも優しい味わいで美味しかっ煮たと好評でした。山菜のお吸い物は予定していたうるいが入手できなかったのでウドを使いましたが、毛羽立ちをよく洗い皮ごと使ったので生ごみも少なく済みました。柏餅は味噌あんが絶品!皮に少し手こずりましたがうまく包めて良かったです。

また、醤油こうじもレシピの紹介と余った筍を和えてもう一品、これもとても美味しかったです。

写真、向かって左側は土曜日クラスで右側は日曜日クラスです。

 

次回は、5月20(土)21(日)の2日間開催予定です。両日とも同じ内容なのでご都合に合わせてお申し込みください。

詳しくは料理教室のご案内をご覧ください。皆さまのご参加をお待ちしております。

「つくしの佃煮」春の逸品

少し前に月田商店さんからつくしを購入した。

つくしはご存知の通り、春になるとどこにでも生えていてどんどん生長する。つくしを食べるのは知っていたが、私はあの穂先のほわほわとアクの強さが気になって料理する気になれずにきた。しかし、月田商店の店主が摘みたてのつくしを売っていて、しかも生で食べてみせてくれて「サニーレタスの味がする、アクなんてないよ」と言うので思わず購入。

つくしは、はかまを取って塩・酢を入れたお湯で茹で水に晒すのが通常のやり方だが、はかまを取るのに時間もかかるし生でもいけるから私は取らずに下茹でもせずにザクザク切ってごま油で炒めた。味付けは酒・みりん・醤油でしっかり煮付けた。

食べてみると、うん悪くないって感じ。ご飯のお供に日本酒のアテにも良く、春を堪能する味わいだった。

つくしは、はかまが締まってして穂先が開いてないものを選ぶと良いとのことですよ。私が使ったつくしはほぼ穂先が開いたものばかりだったけど、佃煮にすると気にならずにいだだけました。

カラダと対話・・予期せぬできごと

人は予期せぬできごとが起きた時、カラダはどのような状態になるのか、私の最近の体験をもとにお伝えしたいと思います。

前々回のブログにまずは食べなくちゃ、の内容をご覧いただいたかと思われます。

 

その際は、あり物で作った料理がカラダを助けてくれましたが、しばらく経つと私のカラダは豚肉を猛烈に欲しだしました。そこで、昨夜は豚丼を食べて落ち着き、今日も豚肉が欲しいのでお昼に豚のつけ汁蕎麦にしました。それにこんにゃくを甘酒と塩で煮付けたものとぬか漬けをプラス。美味しかった。

私は、今回のことで極端な恐れと不安にさいなまれ腎の働きが低下したのでしょう。豚肉が補腎作用に優れていることを身をもって体験しました。そして、私はもう大丈夫です。

 

「日々の薬膳料理教室」4月の様子

皆さん、こんにちは。

昨日は日々の薬膳料理教室を行いました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

 

今回は2月からの春の薬膳の最後の回でした。一年の中で何かと注意が必要な春について内容を深められたのではないかと思われます。

薬膳メニューでは、オートミールの使い方が好評でした。素材そのものの味を活かした春の薬膳は、さっぱりとした味わいで美味しかったです。

次回は初夏の薬膳で5月11日に開催予定です。詳しくは薬膳料理教室のご案内をご覧ください。

あり物で一品、カラダ復活

なんだか食欲が湧かない時ってあるよね。

心配事や気がかりなことがあると、おなかはグウグウいってるのに食べる気がしない。こんな時は要注意だよ。マイナス思考のスパイラルに巻き込まれてしまって心身ともに疲弊してしまうから。

 

さて、私は最近そんなことがあって・・マズい食べなくちゃ、と冷蔵庫の食材を探すと1本ずつ残っていたちくわとソーセージ、油揚げ、野菜室には月田商店の子持ち高菜や菜の花があった。子持ち高菜は茎が太くて煮浸しにすると絶品!そこで、全て米油で炒め水を加えて茎が軟らかくなったら酒・塩麹・醤油で味付けした。

これがしみじみとカラダに沁みた。野菜の命をいただいていると感じ、お腹の底から力が湧いてきて自分自身を持ちこたえることができた。食材たちありがとう!