ホーム写真「かきたまスープ」

卵は使いやすくて美味しい!薬膳からみても五臓の働きを助けてくれる優れものです。

卵で簡単スープを作り、春の薬膳にしました。

 

薬膳ポイント

鶏卵は、肺・脾・胃・心・肝・腎の働きを助け、滋陰補血し不眠や精神不安を取り除く。ニラは、身体を温め血の巡りを良くし解毒する。

調理ポイント

鍋に中華ダシスープを温め、酒・塩・醤油で調味し、かき混ぜて渦巻きを作って溶き卵を流し入れ、3cmに切ったニラを加えひと煮立ちしたら完成。分量はお好きにどうぞ、簡単に仕上げてOK

ホーム写真「白キクラゲとカボチャのスープ」

薬膳ポイント

白キクラゲは、肺を潤す潤肺作用があるため秋の乾燥に効果的です。さらに身体全体を潤す滋陰作用で体内の水分を生み出してくれます。

これに、カボチャの補中益気をプラスすることでお腹の働きを助けて気を益すため、夏の疲れ対策にもなります。 

調理ポイント

白キクラゲは、短時間煮ただけではあまり軟らかくなりません。そこで、最初に水だけで30分ほど煮て軟らかくなってからダシを加えるといいですよ。

レシピはクリックしてご覧ください。

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「中華風コーンスープ」いちにち一品

トウモロコシが美味しい季節になりました。蒸したり焼いたりでそのまま食べたり、カレーやラタトゥイユなど・・いろいろと料理にも使えて嬉しい!

そのトウモロコシを中華ダシでスープにしました。今回は植物性素材の「オーサワの中華だし」を使いましたが、チキンブイヨンを使っても美味しいです。料理のポイントは、トウモロコシの芯も煮込んでうまみを出すこと。包丁で実を削いだら芯も鍋に入れて煮てくださいね。

 

<中華風コーンスープ>2人分

材料 トウモロコシ・・1本 枝豆・・10さや 水・・4カップ 中華だし・・1/2袋 塩・・適量

   ごま油・・小さじ1

作り方

①トウモロコシは半分に切ってからまな板に立て、包丁で実を削ぐ。枝豆は塩茹でしてさやを外しておく。

②鍋に水とトウモロコシの芯を入れ水が半量になるまで煮て旨みを引き出す。

③②の芯を取り出してトウモロコシの実と中華だしを加え、5分ほど煮たら塩を加え最後にごま油をたらす。

④器によそって枝豆を加える。

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ホーム写真「オートミールのスープ」

 薬膳ポイント

オートミールは燕麦、涼性なので暑くなってくる季節にちょうど良いです。脾胃と大腸の働きを助け、上がり過ぎた気を降ろしお通じを良くします。

これに、玉ねぎ・シメジ・セロリ・人参を合わせて野菜たっぷりのスープにしました。

 

調理ポイント

オートミールは食べやすくした方を使いました。粒感のある方はお菓子に向いています。オートミールのミルク粥が苦手な方でもこのスープはとても食べやすいので、よかったらお試しください。

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ホーム写真「菜花と餅あわのターメリックスープ」

薬膳ポイント

菜花は活血・解毒し、ターメリックは活血・行気、棗は健脾・補気・補血する働きがあるため春の身体を助けてくれます。

また、棗は血を造るくらいのものなので気味が重いため軽くする生姜を少し加えて調整しています。 

調理ポイント

このスープは棗を2/3~半量に煎じて棗の甘さを活かし、これがダシになります。他の調味料は酒・みりん・塩を使いましたが和風でもなくちょっと不思議な味で美味しいです。ターメリックは入れ過ぎると食べにくいので少量にしてください。

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ホーム写真「冬の薬膳」

ホーム写真「冬の薬膳」の紹介です。

冬は寒さで身体が縮こまってしまい、肩こりや手足の冷えなどに悩まさせる季節ですね。

 

そこで、冬は寒さに対応させる薬膳を作ります。さらに、秋から引き続き空気が乾燥しているのでそれも考慮します。また、気血の巡りも良くしたいので補気・補血の食材もプラスするといいですよ。

 

鶏と根菜の薬膳スープは、補腎・補血・補気・滋陰の効果が期待できるスープです。気血の巡りを良くしてを身体を温め、腎の働きを助け身体全体の乾燥を癒す、まさに冬のスープです。それに、カブと八角の酢醤油漬けをプラスしました。

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ホーム写真、秋「山芋とナメコのスープ」

秋の薬膳

夏に冷たい物を摂ったので胃腸が疲れていて消化機能が低下していることも多いです。そこで、脾胃の働きを助ける食材もプラスすると良いでしょう。 

 

調理ポイント

山芋はよく洗ってさっと乾かし、コンロの火でヒゲ根を焼きます。火傷をしないように山芋に菜箸を刺すと良いでしょう。そして、皮ごとすりおろして使います。

薬膳ポイント

脾を助ける(健脾)、補気、潤肺、滋陰効果の山芋と気を益し痰を取り除く作用のナメコを使ったスープです。 

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ホーム写真、夏「トウモロコシだしのスープ」

夏の薬膳

夏は大量に汗をかくので塩分もしっかり補給することが大事です。そこで、スープなどの汁物は塩気を多めにして作ると良いでしょう。但し、塩分を制限している病気の場合は別です。

調理ポイント

トウモロコシを丸ごと煮て実も使って良いのですが、今回のように実は別の料理に使う場合はトウモロコシの芯と皮とヒゲ根でだしを引くとほんのり甘いだしになります。これを濾して夏野菜を煮て、塩と醤油少々で仕上げる夏のスープです。
薬膳ポイント

トウモロコシのヒゲ根は、利水と水腫に効果的で肝・腎・膀胱・心・小腸の働きを助けます。夏に水分を大量摂取し、それがうまく循環せずに身体のあちこちに溜まりむくみとなった場合に効果的です。これに、脾胃を助けるエンドウと暑気あたりに良いトマトを合わせました。 

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ホーム写真、初夏「筍とアスパラのお吸い物」

初夏の薬膳「筍とアスパラのお吸い物」

下茹でした筍とアスパラにワカメを合わせたお吸い物。孟宗竹は終わってしまいましたが、これから根まがり竹が北の方からやってきます。根まがり竹はアクが少ないなめ、先端を斜めに切り落として茹でると下茹で完了です。入手できたらお試しください。

 

調理ポイント

昆布ダシを温めて筍・アスパラ・ワカメを入れ、3~5分煮たら味付けして完成です。

薬膳ポイント

筍はむくみを取って便秘に良く解毒し、身体の余分な熱を取ります。但し、脾胃の弱い方は控えめに使ってください。アスパラも熱を取り、気を補って利水するため疲労やむくみに効果的です。

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ホーム写真、春「豆腐と人参の棗スープ」

春の薬膳「豆腐と人参の棗スープ」

スープは身体に吸収しやすく、その効果をいち早く現わしてくれます。中華料理のコースには最初と途中、2回スープが出されるくらい重要視しています。

調理ポイント

棗を水から入れてスープが半量になるまで煎じます。すると、棗の優しい甘さがベースになり最後は塩と少量の醤油だけの味付けでOKです。

薬膳ポイント

春の薬膳は、肝の働きが旺盛になるため調整すること、合わせて脾・肺の働きも整えることが大事です。そこで、このスープは棗で脾の働きを助けています。

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いちにち一品「白菜の中華クリームスープ」

ウチの冷蔵庫に大量の白菜があるのでクタクタに煮て牛乳で仕上げてみた。ダシは乾燥の貝柱を戻し、エビやイカも少し入れ白菜たくさんとシメジ。やわらかい甘さのスープとトロトロ白菜をたっぷり食べられる。身体も温まってホッとする一品、よかったら作ってみてね。

 

薬膳の効能をみると

白菜・・胃大腸膀胱の働きを助け、胃痛、発熱、口渇、便秘などに良く、平性なので身体を冷やしも温めもしない、平常に使える。

貝柱・・肝腎脾胃の働きを助け、めまい、老化、口渇、不眠、消化不良によく平性。

牛乳・・心肺の働きを助け、気を補い疲労、口渇、皮膚の乾燥、便秘などによい。身体を少々冷やすので寒い時は温めて使うとよい。

このクリーム煮は便通を良くしてお腹の調子を整え、元気にしてくれる効果がありますよ。

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ホーム写真「三つ葉と卵のスープ」

 

このスープは、カツオと昆布ダシにふわふわの卵、三つ葉の香りと春らしい一品です。出し汁さえあれば、すぐにできるのでお試しください。

 

薬膳の効能

・三つ葉・・肝肺脾胃の働きを助け、イライラ、痰、皮膚のかゆみによい。疏肝や解毒するので春に摂りたい食材。

・鶏卵・・肺脾胃心肝腎の働きを助け、不眠、精神不安などによい。

疏肝とは、肝の気血の流れをスムーズにすることで、イラつきや鬱症状を鎮めてくれる。そこで、三つ葉はたくさん摂るとよい。鶏卵は、全ての臓を助ける優れもの。

これらを合わせ、さらにカツオダシで気血を補っているため春に最適のスープです。

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精進雑煮

 

今日のお雑煮は精進雑煮

 

昆布と干し椎茸でダシを引き、酒・みりん・醤油・塩でおつゆを作り、玄米餅、蓮根、春菊、人参の具に柚子皮をあしらって仕上げた。

 

私は、精進雑煮をいただくとスッと背筋が伸び、丹田がしっかりして気力が満ちてくる。お正月休みも今日まで、明日からは日常が始まるから心身共に整えるにも精進雑煮は私にとって最適だ。

今回は、グルッペで売っている加藤農園さんの活性発芽玄米餅にしたが、まぁ、美味しいこと!普段は玄米ものを嫌がるダンナも美味しいと言っていて、これにして良かった。

 

 

博多風雑煮

 

私のウチでは2種類のお雑煮を作る。

まずは、ダンナの方の博多風雑煮を2日ほど堪能してから私が食べたい精進雑煮を作っている。

 

写真は博多風雑煮で、昆布とカツオ節でダシを引き、ブリ(必ず入れる)かまぼこ、伊達巻、蓮根、ゴボウ、人参、生椎茸、餅、三つ葉、柚子皮の食材を使って具沢山のお雑煮だ。ブリが入るとコクが出るし、翌日になるとさらに旨みが増してすごく美味しくなる。

 

今日のお昼には二日目のお雑煮を食べたのでコクと旨みがマックスで美味しい!

 

さて、明日の精進雑煮も楽しみだ。

 

 

ホーム写真「キノコのスープ」

 

キノコを4種類(ナメコ・シメジ・エノキ茸・エリンギ)使い、貝柱のダシで作ったスープです。ナメコも入れたのでとろみがあり、貝柱のダシが旨みの秘訣です。

 

それぞれの薬膳効果について、ナメコは補腎し、気を益してくれるため疲労や無気力、息切れ、便秘によい。シメジは気を益し、補血、通便するため疲労や便秘によい。エノキ茸は便秘や肥満によい。エリンギは肺と腎の働きを助ける補陰効果が高く、空咳、声がれ、足腰のだるさによい。

また、貝柱は補腎・補陰するため特に冬の食材に良く、めまいや老化、口渇、不眠、消化不良によい。

 

冬のスープに最適ですよ。レシピはクリックしてご覧ください。

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いちにち一品「キュウリとワカメのスープ」

 

育ち過ぎたキュウリはサラダでたべるのもいいけれど、煮たり炒めたりと火を入れると瓜みたい。キュウリの皮をむいてしまうと味も食感もまるで瓜です。

 

そこで、ビッグキュウリをワカメと合わせて中華風スープにしました。鶏ガラスープに皮を半分むいたキュウリとワカメを入れて煮たら酒・塩・醤油で味付けし、最後にネギとごま油を少々加えて完成。分量は大まかで大丈夫、お好きに作ってみてね。

 

キュウリを薬膳的にみると、身体の余分な熱を取ってむくみを解消しますが、性質は寒なので食べ過ぎにご注意を。ワカメもキュウリと同じように熱とむくみ取りに良く、性質は涼です。両方とも身体を冷ます性質なので、蒸し暑い梅雨や夏にも良い食材です。あたたいスープだとおなかの負担にならないのでおすすめです。

いちにち一品「夏の米粉すいとん」

 

暑いのにすいとん?

と思うかもしれませんが、お腹はあまり冷やさない方がいいですよ。

 

すいとんの具は、玉ネギ・シメジ・人参・小ネギなどでさっと煮て、米粉のすいとんをスプーンで落とし、味付けは白たまり(白だしでも)で10分ほどでできます。

 

これは、グルッペ荻窪のやおやの料理教室6月に作ったすいとんのアレンジです。料理教室の際にすいとん生地の水分量が定まらず、ご参加いただいた皆さまには大変申し訳ありませんでした。クリックしてレシピをご覧くださいませ。

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