夏の薬膳の副菜にはキクラゲを使いました。
黒のキクラゲは季節的にみると秋冬に該当しますが、気の働きを補い肺を活性化し咳を止め血を良好にしてくれる、という効能があるため今の状況に適しています。
また、生のキクラゲがお店に出回っているのもこの時期なので、そのプリプリ食感を是非味わってみてください。
辛味は豆板醤を少し使い、お腹を温めて食欲不振を取り去ります。夏は、体をさますのではないのか?と思うかもしれませんが、お腹は夏でもあたたかい状態が良いためです。
レシピはクリックしてご覧ください。
<キクラゲのピリ辛炒め> 3~4人分
材料 黒キクラゲ・・1パック 生姜・・1片 ごま油・・大さじ1 水・・大さじ2 酒・・大さじ1
醤油・・大さじ1 豆板醤・・少々
作り方
①キクラゲを洗って石づきを取り、5㎜巾くらいに切る。生姜はスライス2枚を千切りにする。
②鍋にごま油を熱し、生姜を入れてさっと炒めたらキクラゲも加えて炒め合わせる。
③次に水を加えてフタをし、水分がなくなるまで蒸し煮する。
④フタを取って酒を加えて炒め、醤油・豆板醤も加えて炒める。
*辛みが苦手な場合は豆板醤を入れなくても良く、みりんを大さじ1加えてもOKです。