やおやの料理教室、デザートはイチゴの豆かんです。
大きめに切った寒天とふっくら炊いた赤えんどう豆、さらに旬のイチゴをトッピングして白蜜をかけました。
豆かんは、清涼感があってちょっと暑い日には最適のデザートです。寒天とイチゴ・赤えんどう豆をマクロビオティックの陰陽でみると、寒天が陰でイチゴ・豆が陽になります。その基本に従って陰陽のバランスが取れるようにしました。
私の個人的嗜好ですが、豆かんが大好きで赤えんどう豆の代わりに小豆や黒豆でも作ったりしました。しかし、やはり豆かんは赤えんどう豆がベストなのですね。豆の皮が破れないように炊き上げるのがポイントですよ。
レシピはクリックしてご覧ください。
<イチゴの豆かん> 4人分
材料 赤えんどう豆・・1/2カップ 塩・・ひとつまみ 昆布・・2cm
水・・1.5カップ 粉寒天・・小さじ1
甜菜糖・・大さじ5 水・・大さじ4 イチゴ・・小粒で8コ
作り方
赤えんどう豆を炊く
①豆をさっと洗い、たっぷりの水に浸けて一晩おき豆をしっかり膨らませる。
②豆をザルにあけ、新しい水2カップと塩・昆布を入れて中火にし、沸いたら弱火にする。
③豆が常に煮汁に浸かっているいるように途中で差し水をしながら軟らかくなるまで炊く。
寒天を作り仕上げる
④鍋に水と粉寒天を入れて溶かし、中火にかけ時おり木べらで混ぜながら沸騰させ、ひと呼吸おいて火を止める。
⑤流し缶などに④を流し入れ、粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やし固める。
⑥固まった寒天を1cmよりやや大きめの角切りにする。
⑦小鍋に甜菜糖と水を入れて弱火にかけ、煮溶けたら1分ほど煮詰めて白蜜を作る。
⑧イチゴは4コはそのまま、後は粗く刻む。
⑨ガラスなどの器に寒天と豆を大さじ2くらい入れて混ぜ、イチゴをトッピングして白蜜をかける。
*豆を炊く時に昆布を少し入れるのは、海のモノと山のモノの陰陽バランスを取ることで豆が早く美味しく炊き上がります。分量的に多めなので残った豆は、他のお料理などに使ってください。炊く時は、豆が躍らないよう弱火にしてください。
*白蜜は緩めの蜜です。冷めてから豆かんにかけてください。蜜が足りない場合は、単純に分量をプラスして作って大丈夫です。