ホウレン草に菊の花を混ぜ、見た目にもきれいな和えものです。
ホウレン草は、捨て醤油することで水っぽさがなくなり濃い味わいになります。さらに、菊の花のほのかな苦味を合わせ、酢麹のまろやかさが全体を優しい味の和え物に仕上げています。
薬膳効果について
ホウレン草は滋陰（冬は陰の季節）するため冬に適しています。さらに補血作用は貧血に良く、精神不安や不眠にも効果があります。
菊の花は、頭痛やめまい、かすみ目、イラつき、高血圧、熱のあるカゼに良いです。
ホウレン草も菊の花も涼性なので、少し身体を冷まします。そこで、温性の酢と米麹を合わせてみました。
この料理は、酢麹を自作する必要がありますが、簡単にできるので
コチラのレシピをご覧ください。 このレシピはクリックしてね。
＜ホウレン草と菊の花の酢麹和え＞4人分
材料 ホウレン草・・1袋 菊の花・・5コ分 酢こうじ・・大さじ3 塩・・ひとつまみ 醤油・・適量（捨て醤油用）
作り方
①ホウレン草の根元ギリギリで切り、十文字か細ければ一文字に根元の方に切込みを入れる。
②ホウレン草の葉を持って茎から茹で、茎がしんなりしたら葉を入れてすぐ返し、水に取ってアクを取る。
③②を絞って3cmほどの長さに切り、バットなどの容器に立てて入れ醤油を周りからたらし、5分ほど置いたらよく絞る。
④菊の花は、花びらをむしり取って洗い、酢をたらした湯でさっと茹でザルに上げる。冷めたら軽く絞る。
⑤ボウルにホウレン草と菊の花を入れてほぐしながら混ぜ、酢こうじと塩を加えて和える。
＊酢こうじの分量は、濃い味が良いならプラスしてください。