渋抜きした柿の旨いこと!

 

先日、私は実家の柿もぎをして焼酎で渋抜きし、1週間後に大丈夫かなぁ~、と思いながらひと口食べてみると・・渋が程よく抜けて甘いではないか。

そりゃあ、渋抜きしたんだから当たり前だけど、実際に体感しないと納得できなことってあると思う。

 

子どもの頃、私は栗の渋や柿の渋を知らずに食べたことがあり、その時の口中に広がる渋のイヤな感じを忘れられず、どうしても渋に対して警戒してしまう。

 

数年前に干し柿を作り、これも寒風と太陽が渋抜きしてくれるという事実に納得していたが、今回は焼酎を使うやり方を知ることができて良かった。またひとつ、先人の知恵を受け継げて私は嬉しい。

 

 

 

柿の木の高いところのは取れないので、下のほうだけ取ったら21コあった。

 

 

 

 

柿はヘタのところで呼吸しているので、焼酎はヘタのところにだけチョンチョンとつけたらOK。

 

ビニール袋に新聞紙などを敷き、柿を入れて最後にお皿に残った焼酎もふりかけてさらに新聞紙をかぶせ、口を縛る。

 

そして、暖かい部屋に置いておくと1週間ほどで渋が抜け食べごろになる。

 

売り物の柿とは違って甘さも少なめだけど、これが本来の味かも、優しい味わいで美味しかった。