秋の薬膳「豆乳の杏仁豆腐」
初秋の頃はまだ夏の暑さが少し残っているので、杏仁豆腐のつるんとした食感が嬉しいですね。レモンシロップをかけて仕上げました。
調理ポイント
このレシピにはゼラチンを使っていますが、寒天パウダーでもOKで分量はパッケージの表示通りより少な目にするとやわらかい杏仁豆腐ができます。
薬膳ポイント
杏仁粉はアンズの種を乾燥させて粉にしたもので、肺と大腸の働きを助けるため秋の薬膳にはよく使われる食材です。咳や喘息に効果的で便秘の改善にも良いです。
豆乳は肺に熱を持った場合や口渇、空咳などに効果的で身体を潤してくれるため、豆乳を使いました。
<豆乳の杏仁豆腐>4人分
材料 豆乳・・400cc 杏仁粉・・大さじ1 甜菜糖・・大さじ1 ゼラチン・・5g
レモンシロップ(甜菜糖・・40g 水・・40cc レモン汁・・小さじ1)
作り方
①ゼラチンに大さじ2の水を入れてふやかしておく。
②鍋に豆乳と杏仁粉・甜菜糖を入れて混ぜ、中火にかける。
③②が80℃くらいになったら①のゼラチンを加えて溶けたら火を止める。沸騰させないよう注意する。
④③の粗熱を取り、カップなどに入れて冷蔵庫で冷やし固める。
⑤レモンシロップは、小鍋に甜菜糖と水を入れて火にかけ甜菜糖が溶けたら火を止め、冷めてからレモン汁を加える。
⑥杏仁豆腐が固まったらレモンシロップをかける。
*杏仁粉は中華食材の専門店で購入できますが、スーパーマーケットで売られている杏仁霜を使ってもOKです。
*甜菜糖の代わりにきび糖などお使いのものをどうぞ。