初夏の薬膳「筍とアスパラのお吸い物」
下茹でした筍とアスパラにワカメを合わせたお吸い物。孟宗竹は終わってしまいましたが、これから根まがり竹が北の方からやってきます。根まがり竹はアクが少ないなめ、先端を斜めに切り落として茹でると下茹で完了です。入手できたらお試しください。
調理ポイント
昆布ダシを温めて筍・アスパラ・ワカメを入れ、3~5分煮たら味付けして完成です。
薬膳ポイント
筍はむくみを取って便秘に良く解毒し、身体の余分な熱を取ります。但し、脾胃の弱い方は控えめに使ってください。アスパラも熱を取り、気を補って利水するため疲労やむくみに効果的です。
<筍とアスパラのお吸い物>4人分
材料 筍・・150g アスパラ・・2本 塩蔵ワカメ・・10g 昆布ダシ・・4カップ 酒・・大さじ1
塩・・適量 薄口醬油・・小さじ1
作り方
①下茹でした筍の穂先の方をくし型切り、アスパラは根元の方の茎の皮をピーラーでむいて斜め切り、ワカメはひと口
大に切る。
②鍋に昆布ダシを温め、①の具を全て加えてやや弱火で3~5分煮る。
③アスパラが煮えたら酒・塩を加え、最後に薄口醬油を加えて完成。
*アスパラは、根元の方の筋張った皮をむけば食べられるので無駄なく使いましょう。
*根まがり竹を使う場合は、根元の硬い部分切り取って斜め切りにしてください。