先週の土曜日、私はダンナと尾瀬へ行ってきた。
前日の夜11:45に東武のリバティにて浅草駅を出発し、夜行列車仕立てのツアーになっているプランを利用した。リバティは、会津高原尾瀬駅に午前3時過ぎには到着するので、尾瀬までのバス発車までリバティ車内で仮眠をとる。バスは、4時過ぎに出発し尾瀬の沼山峠まで約2時間!峠に着いたら朝ごはんを食べて準備をして6時ころから歩き始める。
私は、電車もバスもあまり眠れず歩けるかな~と不安だったけれど、バスの中で朝日を浴びてキラキラ輝く山並みを見ていると気分も良く眠気も吹っ飛び歩く気満々になった。
沼山峠から山道に入って木道を歩く。
白樺とブナの中を歩いていく。
早朝の山の気に包まれて心が平らになっていく。
山を抜けると湿原に出る。
湿原を渡る朝の風に吹かれて木道を歩く。
もう、水芭蕉は花が咲き終わり葉がどんどん伸びていた。
水芭蕉を堪能できなかったけれど、山と湿原を歩いてすごく気分が良く、想像以上に良かった。
湿原の先には尾瀬沼が待っていた。
あまりの気持ちよさに天に感謝を捧げる。
湿原と尾瀬沼と向こうに見える至仏山
水芭蕉の見ごろが終わって夏休みの前のあまり混まないだろうな、と予測して日程を組んだ。
雨だけが気がかりだったけれど、予定外に早い梅雨明けでピーカンのお天気。
人出も少なく、自分たちのペースで歩くことができたのは最高だった。
尾瀬沼の側にある山小屋で天然水のコーヒーを飲み、トチの実大福を食べて大満足。
今回は、尾瀬ヶ原でなく尾瀬沼までをハイキングしてお昼過ぎには鬼怒川へ移動。もちろん、温泉が目当てだ。ホテルの格安プランを見つけて温泉と食事と堪能してきた。
尾瀬行は私にとって楽しみではあったけれど、実際にその地に行ってみると風や太陽の光、空気感が圧倒的に迫ってきて私は感動した。行って良かった!