今週の水曜日、私は海釣りに行ってきた。以前より船に乗って海で釣りがしたいと思い続けてきてやっと実現して嬉しかったな。
当日は快晴で波も穏やか、絶好の釣り日和だった。釣りに詳しい知り合いに連れて行ってもらい、竿の仕掛けなどいろいろ教われて良かった。
横浜から釣り船に乗って出港し、レインボーブリッジをくぐり抜け東京湾でアジ狙いの釣り。
ワクワクドキドキの初海釣りとなった。
最初のポイントに着いていざ釣り始めたが、コツをつかむまでなかなか釣れない(あたりまえだ)
アジ釣りは、竿にこませ(えさをまく)の道具を取り付けてその先に釣り針が2本長短で付いている。先に針を海に落とし次にこませの道具を落としてリールの糸をゆるめ、海底まで落とす。
次にこませが海底に着いたのをひと巻きして調整し、さらに2~3巻きして竿を大きく振ってこませの道具の中味のエサをまき散らす。さらに2巻きほどしてしばらく待つ。
アジはある一定の深さを回遊しているので、そのあたりの棚に針を落とさないと釣れないのだ。これを棚取りというらしいが、うまくとらえることができるとジャンジャン釣れる、いわゆる入れ食い状態になるらしい。
さて、私はどうなったか?
どうですか!!
釣果はアジが19匹、写真右端に写っている2匹がイシモチで21匹でした。な~んて、知り合いに少し分けてもらったけど自分ではこんなに釣れるとは思っていなかったので、すんごく嬉しい。
釣っている時も途中からコツがつかめてきて針を入れるとすぐにつくこともあり、その感覚がわかってきて面白かった。
私は、海が大好きだから船に乗れるだけでもいいな、と思って釣りに行った。実際に船に乗って波に揺られ潮風にあたっていると自分がどんどん浄化されていく感じになり、海と自分の境目が薄れていってひとつになれた気がして最高だった。
それに、船が動き出してスピードが出ると海に道ができるんだ、とこれまた感動!
さらに、魚が釣れて針を外すためにそっとしっかり手の中に収めるとトクトクトクと魚の鼓動が伝わってくるし、針を外す時に魚がキュウと鳴いたのもいて命と対峙していると実感した。本当に命を頂くのだな、と。
私たち人間は、全ての命を頂き糧にして生かされている、と改めてカラダ丸ごとでわかった海釣りだった。魚たちありがとう。