薬膳ポイント
黒キクラゲは潤肺もしますが、補気・養血の方が高いので
夏の疲れが出ているこの時期にはおすすめ食材です。さらに、人参の補血作用をを合わせてみました。
補気・補血を同時に補うことは陰陽のバランスを取る意味でも大事です。
調理ポイント
キクラゲの佃煮は、冷蔵庫で1週間は充分に保存できるので常備菜に適しています。和える人参は蒸し煮して人参本来の甘さを活かしました。
レシピはクリックしてね。
<人参のキクラゲ佃煮和え>作りやすい分量
材料 キクラゲ(乾燥)・・12g 生姜・・1片 ごま油・・大さじ1/2 水・・1カップ 酒・・大さじ1
みりん・・大さじ2 醤油・・大さじ2 人参・・1/2本 塩・・ひとつまみ 水・・大さじ3ほど
作り方
キクラゲの佃煮を作る
①キクラゲを水で戻し、軟らかくなったら石づきを取って千切りにする。生姜は千切りにする。
②鍋にごま油を熱し、生姜を入れてさっと炒めたらキクラゲも加えて炒め合わせる。
③②に水を加えてひと煮立ちしたら、他の調味料も加えて弱火で煮詰める。
人参の蒸し煮を作る。
①人参を千切りにして厚手の鍋に入れ、塩をまぶしてしんなりさせる。
②次に弱火にかけて乾煎りし、ある程度水分が飛んで人参の良い匂いがしてきたら水を大さじ3ほど加えてフタをし、極弱火にして蒸し煮する。
③人参が軟らかくなったら火を止める。
佃煮と人参の蒸し煮を和えて完成。
*人参の蒸し煮は途中でフタを開け過ぎないこと、しっかり蒸し煮させます。
*人参が煮えても水分が残っている場合は、フタを取って水分を煮飛ばしてください。煮汁を捨てると人参の甘味や旨みを捨ててしまうことになるのでご注意を。