春は酸味を摂って肝の働きを整えます。
酢に五味子を漬け込むことで酸味が柔らかくなり、食べやすくなりますよ。
薬膳ポイント
キャベツは胃の働きを助け疲労や老化に良く、枸杞子は滋陰します。玉ネギで気の巡りを良くして春の主味である酢で和えますが、ターメリックも少々加えて肝を助けます。
春の薬膳に適した和え物です。
<芽キャベツと枸杞子の五味子酢玉ネギ和え>作りやすい分量
材料 芽キャベツ・・1袋(6コくらい) 枸杞子・・小さじ2 玉ネギ・・1/4コ 五味子酢・大さじ3
ターメリック・・少々 塩・・少々
作り方
①芽キャベツは根元の方に十文字の切込みを入れ、大きければ半分に切って3~5分塩茹でする。
②玉ネギを薄切りにして塩(分量外)をまぶし水に浸して辛みを取り、よく絞る。枸杞子を水で戻す。
③ボウルに五味子酢・ターメリック・塩を入れて混ぜ、②の玉ネギを加える。
④③に冷ました芽キャベツと枸杞子を入れて全体を和える。
*五味子酢の作り方
酢3カップに五味子大さじ1を加え、1日置く。次に五味子を1割だけ残してビンなどに移し保存する。
*枸杞子は吸いきるだけの水で戻すと、色や味が抜けません。すぐに食べずに漬け込む場合は、水で戻さず乾燥状態のままで加えても大丈夫です。