春の薬膳「鶏レバーと旬野菜のカレー炒め」
レバーが苦手な方でもカレー粉の風味で臭みも気にならず、食べやすいかと思われます。旬野菜をたっぷり使って作って下さい。
調理ポイント
レバーの臭みは中に残っている血の塊なので、レバーを削ぎ切りにして血の塊を取り除き流水で流してください。それからペーパーで水を取り、酒に浸しておくことで臭みが緩和します。
薬膳ポイント
鶏レバーは身体を温めて肝腎脾の働きを助けてくれます。特に養肝、補血作用があるため春に適しています。また、カレー粉にはターメリックが含まれているので肝の働きを助けます。
昨日は、グルッペ荻窪店で年4回開催している薬膳料理教室を行いました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。コロナ禍のため参加人数が少なかったのですが、このところの世の中の動きに合わせたように参加される方も増えてまいりました。私は喜ばしいことと思っています。やはり、自分の身体は自分で護らなければいけないね。そのためにも日々の食事を整えて心の安定をはかり何事にも動じない自分でいたいものです。
今回の薬膳料理教室のテーマは「血瘀証」で、その薬膳を実習して試食をし、その後で血瘀の内容を説明しました。
ひと通り説明後、皆さんからいろいろとご質問があり有意義な時間となりました。コミュニケーションを取れてよかったです。
このクラスは、陰陽や五行、身体の臓腑の働きなど基本的な知識プラスの内容なのでより深めることが大事です。知識と感性の両輪でご自分のものにできることを願っています。
薬膳料理の方は、胚芽米に紅花を炊き込み、チンゲン菜(菜花の予定がもう終わっていた)とワカメの味噌汁、魚をおろしてフライに、コンニャクの甘酒炒め、黒豆と寒天に不知火(柑橘類)を添えて黒蜜をかけたデザートを実習しました。今回は、魚をおろす作業があったので私はそちらにかかりきりになり、味噌汁など参加者さんに作っていただいたのですが、とても美味しくできていました。皆さん、ありがとうございました。
*写真右側は、今回の薬茶「紅花茶」を濾したものです。
次回は7月27日(水)に開催予定です。詳しくは薬膳料理教室のご案内をご覧ください。
春の薬膳「豆腐と人参の棗スープ」
スープは身体に吸収しやすく、その効果をいち早く現わしてくれます。中華料理のコースには最初と途中、2回スープが出されるくらい重要視しています。
調理ポイント
棗を水から入れてスープが半量になるまで煎じます。すると、棗の優しい甘さがベースになり最後は塩と少量の醤油だけの味付けでOKです。
薬膳ポイント
春の薬膳は、肝の働きが旺盛になるため調整すること、合わせて脾・肺の働きも整えることが大事です。そこで、このスープは棗で脾の働きを助けています。
日々の薬膳料理教室、5月はお伝えしている通り12日木曜日に開催予定です。土日より平日の方が参加しやすい方、お待ちしております。
季節の薬膳3品作ります。写真はその中の一品「人参・アスパラ・チーズの春巻き」です。
実習では、春巻きを巻くコツや揚げている途中で油がはねない方法などお伝えします。揚げ物の難点は、油はねと油の後処理では?春巻きは少なめの油でもうまく揚げることができますよ。まずは、料理教室に参加して体感してみてね。
食後は、薬膳の基本である五行のお話しをいたします。初めての方でもなるべくわかりやすく説明しますので、ご興味のある方、詳しくは薬膳料理教室のご案内をご覧ください。
今月のやおやの料理教室は、昨日と今日の2日間行いました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
今回は初参加の方々が多く、野菜料理も薬膳も学びたいという意欲に満ちた雰囲気でした。また、今日は耳の聞こえない方々と手話通訳者の方が参加されました。私も皆さんも初めてでしたが、いざお教室が始まると私はいつも通りにできたし、皆さんも手際よく作業されて時間通りに料理も完成しました。これは、皆さんの学ぶ姿勢はもちろんのこと、手話通訳者の方のお仕事が見事で滞りなくできたことに心から感謝申し上げたいです。本当にありがとうございました。
今回のテーマは「春キャベツ」3品の料理に生でそのまま千切りにして大豆ミートの添え、塩でもんで余分な水分を抜いたコールスロー、グリルで焼いて炊き込みピラフにとそれぞれの調理の違いを実習していただきました。そして、デザートのカスタードクリームソースは米粉と油で!と皆さんに大好評でした。
ひとつの野菜をいろいろと工夫して何品か作るのはやりがいがありますね。そして、旬だから文句なく美味しいのです。皆さんも旬のエネルギーの高い食材を食べて免疫力を上げ、元気でいましょう。
さて、次回は5月21日(土)の開催予定で、野菜のテーマはグリーンピースとアスパラガスです。詳しくは料理教室のご案内をご覧ください。
春の薬膳「陳皮ご飯」
みかんの皮を干した陳皮は、古いほどその効能が高くなるとのことです。皮を干す時の注意点は、水分を残さないよ充分に乾燥させることです。すると、長期間保存できます。冬の乾燥している時に干すのがおすすめです。
調理ポイント
お米を洗って30分浸水させた後、陳皮の千切りを加えて炊飯器で炊いてください。
薬膳ポイント
陳皮は身体を温めて気の巡りを良くし、脾の働きを助けるため、春の薬膳に適しています。気が滞っていると鬱っぽくなるのでご注意ください。
赤カブを酢漬けにしたら真っ赤に!まるで食紅を使ったかのようだけど、違うからね。
今までも酢漬けは作ってたけど、こんなに赤くなったのは初めてでちょっとビックリ。
どのように作ったかというと、赤カブを皮ごと食べやすい大きさに切って塩をまぶして冷蔵庫に入れておき、そのまま塩漬けで食べようと思っていて10日ほど忘れていた。すると、カブが乾いていたのでまずい、と思って酢を加えると日増しに赤くなり今では真っ赤になってしまった。食べるのにちょっと臆するが、酢加減がちょうど良くて美味しい!お弁当の彩りにも使えて便利だし、かなり日持ちもするので助かっている。
昨日は、グルッペ荻窪店で日々の薬膳料理教室を行いました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
今回は蕎麦寿司と筍しんじょを作ったので、料亭のような味を堪能できました。
巻きものは、ご飯でも蕎麦でも最初にキュッと巻き込むのがコツですね。しんじょは、エビを包丁でたたき粗めにしたので食べた時にエビ感を楽しめて良かったです。筍が余ったので急遽、酢味噌和えを作って添えました。そして、筍を茹でた茹で汁を出し汁にしたので捨てるものが少なく、エコを体現しました。
食後は、五行と春の薬膳のお話しをして今回も充実した内容でした。
次回は平日にし、5月12日(木)です。平日に参加しやすい方、ご参加お待ちしています。詳しくは薬膳料理教室のご案内をご覧ください。
春特有の寒暖を繰り返してきましたが、やっと暖かくなってきましたね。体調を崩しやすいときでもあるので、よくよく注意して日々の食事を整えましょう。
私は、毎日の食事に取り入れやすい薬膳を心がけているので、入手しやすい旬食材を使ってメニューを組み立てています。皆さんのご参考になればと思っています。
春は肝の働きが旺盛になる時期なので、肝の働きを助けたり調整したりの薬膳になります。今回はメインに鶏レバーを使い、肝を養い血を補なって身体を温めます。さらに腎の働きも助けるので今の状況に適していると思われます。
各レシピは順次シェアして参りますので、ご覧になってくださいませ。
富山の名産「氷見うどん」を物産展で見つけ買ってみた。
まずは、ざるうどんでつるりと喉越しを楽む。
うどんだけではもの足りないので、冷蔵庫にある野菜で天ぷら(かぼちゃ・さつま芋・ゴボウと人参のかき揚げ)を揚げて一緒にいっただきまーす。
私もダンナも初めての氷見うどんだったが、ホントにつるりとした喉越しとやわらかいのに腰があり、で二人とも好みの麺だった。うまい、うまいと言いながらうどんも天ぷらもぺろりと平らげ、大満足の夕飯だった。
皆さん、こんにちは。
やおやの料理教室、4月のデザート写真です。
カスタードクリームを米粉、他植物性で作っているので乳製品がダメな方、グルテンフリーをなさっている方におすすめです!
トロリと優しい甘さに仕上げ、はるか(めちゃ甘の柑橘)、イチゴ、プルーン(柔らかく煮て)と和えました。
すごく美味しいです。皆さんのご参加お待ちしております。
詳しくは料理教室のご案内をご覧ください。
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