春分の日にぼた餅

今日は春分、太陽が真東からのぼって真西に沈み、昼夜の長さが同じになる日ですね。秋の秋分の日と同じように大きな節目を感じます。そして、お彼岸の中日でもあり、ぼた餅をお供えします。このぼた餅に別名がいくつかありますよね、秋にはおはぎ、またはとなり知らず(餅つきをしないからお隣さんには知られない、つまりおすそ分けしなくてよい!)、月知らず(餅を搗かないから)など日本語の言葉遊びが面白いなって思います。

さて、写真のぼた餅は玄米と餅玄米を合わせて炊いて半搗きし、ひとつはまわりをあんこで包み桜の塩漬けをトッピング、あとはあんこ玉を作り餅生地で包み、きなこと青海苔をそれぞれまぶしました。

あんこは意外と簡単にできるので紹介します。

 <材料>5コ分ほど 小豆・・1/2カップ  水・・2カップ  甜菜糖など・・大さじ2~3

            塩・・小さじ1/4ほど

<作り方>

小豆をさっと洗い、水と共に圧力鍋に入れ、高圧で5分加圧し長めに蒸らす(私は20分ほど蒸らしますが、小豆がすっかり水分を含んで柔らかくなりますよ)。フタを開け、マッシャーで小豆を潰し粒あん状にして甜菜糖などを加え、あんを煮詰めながら練る。途中で甘さを引き立てる塩を加える(この塩の利かせ方であんこの味が決まります)。イメージとして甘さを立てる感じ、キリリとした甘さが美味しい!お試しください。

*圧力鍋はメーカーによって加圧時間が異なるのでご注意ください。ちなみに私は平和の圧力鍋

 を使いました。ドイツのフィスラーも同時間でOKです。

*小豆を鍋で炊く場合は土鍋がおすすめ、そして昆布を5cmほど一緒に炊くことで小豆が早く

 煮えます。差し水をお忘れなく。