話題の「塩レモン」で夏野菜の蒸し煮料理

 最近話題の塩レモンを作ってみました。

モロッコの伝統食ですが、レモンを皮ごと塩に漬けて常温におき発酵させるそうです。常温におくため塩の分量は多めでレモンの6~7割くらい。私は、6割の塩で作り1週間たちましたが、まだ塩が立っている感じ(あまりの暑さに傷むのではと思い途中で冷蔵庫に入れたからかも)なので、また常温においてみます。または、塩分を15~20%で作り冷蔵庫で保存する方法もあるようです。

 

 とは言え、待てない何か作りたい!塩は立ってるけれどレモンの風味は爽やか~なので、モロッコ料理といえばタジン鍋を・・。しかし、その鍋を持っていないので土鍋で作ってみましたよ、夏野菜たっぷり蒸し煮料理を。

 土鍋いっぱいの野菜・・玉ねぎ、ニンニク、シメジ、キャベツ、ナス、セロリ、赤ピーマン、ズッキーニ、トウモロコシ、トマト、人参を一口大に切る。先ず土鍋に水を1/4カップ入れて弱火にかけ、玉ねぎと塩(普通の)をひとつまみ振り入れさっと炒める(水炒め)。玉ねぎの辛みが飛んだらニンニクを炒め、シメジも炒め合わせる。一旦、火を止めてキャベツから表記してある順に野菜を重ね、真ん中に塩レモンの塩を大さじ1弱とレモンをのせる。香付けのセロリの葉ものせてフタをして中火にかけ沸騰したら弱火で20分ほど蒸し煮する。

 *タジン鍋のフタは蒸気穴がないため無水で蒸し煮するのが特徴です。土鍋で作る場合は、蒸気穴に菜箸をさしてください。すると、水分の蒸発を防ぐことができます。

 

 20分蒸し煮してフタを取ったところ。

香付けのセロリの葉は、はずします。野菜からの水分が結構あり、塩気の効いたスープです。

 

 レモンは粗みじんに切ってトッピングしました。皮も苦味が消えて丸ごと食べられるので、野菜と一緒に食べるとちょうどよい塩気かげん、これはこれで美味しかったな。今度は、発酵した塩レモンを使って同じ料理を作ってみますね。

 

 今回は油を使いませんでしたが、玉ねぎの水炒めのときに水でなくオリーブオイルを大さじ1使って炒め、蒸し煮する前にオリーブオイルを適量回しかけるとコクのある味わいになります。

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