私は、タラのしらこはたまに料理するが、はらこは使ったことがなかった。義妹が大根と煮るとはらこがふわっとして美味しいよ!とすすめてくれたので作ってみることにした。
大根と煮てもまだはらこが残っていたので、はらこあんを作って蓮根のはさみ揚げにかけてみると、蓮根のシャキ感と中身の里芋のねっとり感にはらこあんが妙にマッチしてとっても美味しかった。
何でもそうだが、私は初めての食材はちょっと遠慮ぎみになる。どうかな?と触ってみて感触を確かめ匂ってみたり、いろいろな角度から見てから調理する。はらこは大ぶりでなんだか手ごわい感じ、中身をほぐすには皮を取り除いた方がいいと思い、切込みを入れて中身を絞り出し、ダシ醤油で1分ほど煮たら完成。今回は、あんにしたので最後に水溶き片栗粉でとろみをつけた。よかったらお試しを。
<蓮根のはさみ焼、タラのはらこあん掛け>4人分
材料 蓮根・・小1節 里芋・・3~4コ 生姜・・1片 練りゴマ白・・大さじ1 塩・・ひとつまみ 焼き海苔・・1/2枚
薄力粉・・大さじ3 なたね油・・大さじ2くらい
タラのはらこ・・1腹 水・・1カップ 白だし・・大さじ1 酒・・大さじ1 片栗粉・・大さじ1/2 塩・・適量
作り方
蓮根のはさみ焼
①蓮根は、5ミリ厚に輪切りにして8枚用意する。生姜はみじん切りにする。
②里芋は蒸してから皮をつるりと剥き、ボウルに入れてマッシャーやフォークでつぶす。
③②に生姜と練りゴマ、塩を加えてよく混ぜ4等分にする。
④蓮根をペーパーではさんで水気を取り、③のタネを挟んでおにぎりを握るようにまとめる。
⑤海苔を長方形に切って蓮根に巻く。
⑥薄力粉に同量の水を入れて溶き、⑤の蓮根にまぶしてフライパンに油を熱して焼く。
⑦蓮根を両面焼いてペーパーに取り、油を切る。
はらこあん
①はらこは洗ってペーパーで水気を取り、切込みを入れて中身を出す。片栗粉に大さじ1の水を入れる。
②鍋に水と白だしを入れて中火にかけ、湧いてきたら酒を入れはらこを加えて1分ほど火を通す。
③味見をして塩気が足りないようなら塩か白だしを適宜加え、水溶き片栗粉でとろみをつけ火を止める。
*蓮根の中味の里芋には火が通っているので表面に焼き色が付きカリッとなったらOK、蓮根のシャキ感をお楽しみください
*白だしはメーカーによって塩気など味が違うので、お好みの味に調整してください。