ホーム写真「鶏と根菜ともち米の薬膳鍋」

冬の薬膳「鶏と根菜ともち米の薬膳鍋」

冬は寒さに対応して身体を温めるものを、五臓では腎の働きが旺盛になるため補腎するものを、さらに気血を補う食材を組み合わせて薬膳を作ります。

 

調理ポイント

もち米は洗って3時間(最低でも1時間)浸水させてから使ってください。土鍋で作ると全体がふわりと仕上がりますよ。

 

薬膳ポイント

もち米、鶏肉、生姜、棗、蓮の実、松の実、栗は温性で身体を温め、さらに蓮の実、松の実、栗、貝柱は補腎作用があるため冬の薬膳に適しています。

 

<鶏と根菜ともち米の薬膳鍋>4人分

材料 手羽元・・4本 もち米・・1/2カップ 山芋・・100g 蓮根・・100g 人参・・100g 長ネギ・・1/3本

   生姜・・1片 貝柱・・1コ 棗、蓮の実、栗・・各8コずつ 松の実・・小さじ2 酒・・大さじ1

   塩・・適量 醤油・・小さじ1 

作り方

①もち米を洗ってから水に3時間ほど浸水させる。

②土鍋に水5カップを入れて沸かし、火を止めて貝柱と棗、蓮の実を入れて20分ほどおく。

③山芋・蓮根・人参は1cm弱の厚さの銀杏切り、ネギは小口切り、生姜は千切りにする。

④②の土鍋を中火にかけ、③のネギを少し残して手羽元、野菜全て加え、もち米も加えて沸いたら弱火で煮込む。

⑤途中で栗も加えて煮込み、酒を加えてアルコール分が飛んだら塩を加え、最後に醤油を加えて火を止める。

⑥器によそって軽く煎った松の実とネギを散らす。

*貝柱をお湯に入れて20分経ったらほぐしてから煮てください。

*途中でアクが出てきたらすくってください。