ホーム写真、春「陳皮ご飯」

春の薬膳「陳皮ご飯」

みかんの皮を干した陳皮は、古いほどその効能が高くなるとのことです。皮を干す時の注意点は、水分を残さないよ充分に乾燥させることです。すると、長期間保存できます。冬の乾燥している時に干すのがおすすめです。

 

調理ポイント

お米を洗って30分浸水させた後、陳皮の千切りを加えて炊飯器で炊いてください。 

薬膳ポイント

陳皮は身体を温めて気の巡りを良くし、脾の働きを助けるため、春の薬膳に適しています。気が滞っていると鬱っぽくなるのでご注意ください。

<陳皮ご飯>4人分

材料 胚芽米・・2合 陳皮・・1/2枚分 酒・・小さじ2 塩・・小さじ1/2 白ゴマ・・大さじ1

作り方

①胚芽米を洗ってよく水を切り、炊飯器の内釜に入れて目盛りまで水を入れ30分浸水させる。

②次に酒・塩を加えてひと混ぜし、ハサミで千切りにした陳皮をのせて炊く。

③②を蒸らし終えたら天地返しをし、白ゴマを加えて混ぜる。

*お米は七分搗きや五分搗きでもOKです。

*白ゴマは煎ったものをそのまま加えてもいいですが、切りゴマ(ペーパーの上にゴマを置き包丁で刻む感じ)にして加えるとカルシウムの吸収がさらによくなりますよ。