薬膳ポイント
秋は、夏の飲食による脾胃の疲れが出るころです。そこで、健脾作用のある蓮根と長芋・きびを使いました。長芋は、潤肺作用もあるためさらに秋の薬膳に適しています。
調理ポイント
蓮根と長芋、舞茸はソテーするだけなので簡単です。餅きびあんは、出し汁で餅きびを煮ますが5分ほどで軟らかくなり、時短できる料理です。素材の味を活かしたシンプルな料理です。
レシピはクリックしてね。
<蓮根と長芋のソテー・餅きびあんがけ>4人分
材料 蓮根・長芋・・1cm弱の輪切りを各8枚ずつ 舞茸・・1/2パック 青紫蘇・・4枚 梅酢・・少々
なたね油(ソテー用)・・大さじ2~3
昆布ダシ・・1カップ 餅きび・・大さじ1 塩・・適量 醤油・・少々 本葛・・大さじ1/2
作り方
①蓮根を切ったらボウルに入れ、梅酢を少々まぶしておく。長芋は皮ごと輪切り、舞茸は適度な大きさに裂く。
②フライパンに油を熱し、蓮根と長芋を入れて両面きつね色にソテーする。その後、舞茸もソテーする。
③小鍋に昆布ダシを温め、茶こしなどで洗った餅きびを加え踊るくらいのやや弱火にして5分ほど煮る。
④③に塩・醤油で味付けし、大さじ1の水に入れておいた葛を加えてとろみをつけ火を止める。
⑤器に青紫蘇を敷き、蓮根と長芋を交互に盛り付けて餅きびあんをかけ、舞茸を添える。
*蓮根のアク取りに梅酢の代わりに塩ひとつまみでもOKです。
*本葛の代わりに片栗粉でもOKです。