薬膳ポイント
春は肝の働きが旺盛になるため、肝に着目して薬膳を整えます。先ずは、肝の疏肝(血が充分にありその流れがスムーズであること)理気(気の巡りを良くする)を薬膳に取り入れると良いでしょう。
蕎麦は理気の働きがあり脾胃大腸を助けますが、やや寒性なので冷やす作用がるため脾胃が冷えている場合は要注意。そこで、シラス・キャベツの脾胃を助ける健胃作用を加えてお焼きにしました。
調理ポイント
そば粉だけだと生地が硬めになるので薄力粉も少し加えた生地にしました。
そば粉のシラス入りお焼き 1枚分
材料 そば粉・・3/4カップ(80g) 薄力粉・・大さじ2 塩・・ひとつまみ 水・・170ccほど
シラス・・大さじ2(10g) キャベツ・・50g 長ネギ・・1/4本 三つ葉・・少々
ごま油・・大さじ2
作り方
①ボウルにそば粉・薄力粉・塩を入れて混ぜ、水を中心に入れながら泡立て器で混ぜる。
②キャベツは粗みじん切り、ネギはみじん切り、三つ葉はざく切りにする。
③①にシラス・キャベツ・ネギを加えて混ぜ、生地を作る。
④フライパンにごま油大さじ1を熱し、③の生地を入れフタをして弱火で5分加熱する。
⑤次に生地を返し、再びフタをして3~4分加熱したらフタを取って残りのごま油をフライパンの縁から回し入れ、焼き付けて完成。
⑥お焼きを器に移し、三つ葉を天盛りにする。
*生地の水加減はとろ~りとした感じにしてください。
*そのままでも美味しいですが、ポン酢や醤油、ウースターソースなどをつけても美味しいです。